浴室リフォームの失敗例とは?対策方法も解説

浴室リフォームの失敗例とは?対策方法も解説

日々のリラックス空間である浴室をリフォームして、気持ちよく使いたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、浴室リフォームは、さまざまな理由で失敗してしまうことがあります。

そこで本記事では、浴室リフォームを行う際によくある失敗例と、その対策方法を解説します。
リフォーム業者選びのポイントもあわせて解説しますので、浴室リフォームをご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

浴室リフォームにおける3つの失敗例

浴室リフォームに失敗する原因は、大きく分けて3つあります。
ここからは、原因ごとに失敗例を紹介しますので、参考にしてみてください。

例①業者が原因の失敗

浴室リフォームを依頼した業者が原因で、リフォームに失敗してしまうことがあります。
具体的な2つの失敗例を、次で紹介します。

業者の施工ミス

1つ目の失敗例は、業者による施工ミスです。

取り付ける製品の間違いや、取り付け位置のズレなどのミスが起こる可能性があります。
また、給排水管の接続に不良があったために漏水が起こった結果、階下まで水が染み出してしまうという事態に発展するような事例も存在します。

こういった施工ミスがあった場合は、追加工事を行わなければなりません。

工事期間の延長

業者の都合によって、工事期間が延長されることもあります。

浴室は生活に欠かせないものであるため、使用できない期間が想定よりも延びることは大きなストレスになるでしょう。

特に、追加工事が発生した場合は工事が長期間延長されてしまうため、注意が必要です。
追加工事は施工ミスがあった場合だけではなく、自宅の築年数が古い場合によく発生する傾向があります。
排水管の劣化による漏水やシロアリによる被害などが発見された場合は、リフォーム前に既存の浴室の状態を改善しなければならないためです。

例②浴槽選びが原因の失敗

浴槽には、さまざまな色やデザイン、そしてサイズが存在するため、好みのものを選ぶこともリフォームの楽しみの1つです。
しかし、この浴槽選びが原因となって、浴室リフォームに失敗してしまうこともあります。
以下で、具体的な2つの失敗例を紹介します。

浴槽が狭くて窮屈

浴槽のデザインやサイズの選定を誤ると、入浴の際に窮屈な思いをする可能性があります。

たとえば、半身浴や節水を目的として浴槽内に段差が設けてあるデザインは、浴槽内のスペースが減るため、窮屈に感じる方もいらっしゃるでしょう。

また、足を伸ばして入れないサイズを選ぶと、狭さを感じる可能性が高いです。

浴槽の汚れが目立つ

浴槽は一般的に白色ですが、なかにはグレーや黒色のものも存在します。
浴槽にダークな色を選ぶことで、高級感やシックな雰囲気を演出できるでしょう。
しかし、黒い浴槽には、水垢や石鹸による汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。

また、浴槽の色をカタログやWebサイト上の画像を見て決めた場合は、施工の段階になってからイメージしていた色と違うことが判明するかもしれません。
その結果、浴槽の色が浴室内のほかの箇所の色合いと調和しなくなってしまう可能性もあります。

例③浴室設備選びの失敗

浴槽以外にも、浴室設備選びが原因で浴室リフォームに失敗することがあります。
ここからは、浴室設備選びが原因で起こる3つの失敗例を紹介します。

浴室を広くしすぎて寒い

広々使いたいからという理由で浴室の空間を広くしすぎてしまうと、浴室の空気が暖まりにくいため、冬場は浴室が寒くなる可能性があります。

さらに、浴室が広いことによって、浴室内が乾燥するまでに時間がかかり、カビが生えやすくなるといったデメリットも考えられます。
また、スペースが広がった分だけ掃除の手間も増えるでしょう。

子育てや介護といった2人以上で入浴する場面を想定していない場合は、必要以上に浴室を広くすることはおすすめしません。

使わない機能と設備のメンテナンスが大変

浴室に追加できる機能や設備には、魅力的なものが数多く存在します。
たとえば、ジェットバスやミストサウナなどに憧れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、こうしたプラスアルファの機能や設備は、忙しい日常生活のなかで使う機会が意外と限られています。
くわえて、使用後のメンテナンスが必要な設備である場合、その面倒さからさらに使わなくなることも少なくありません。

また、定期的なメンテナンスが必要な設備もあるため、使っていないにもかかわらず、メンテナンスの手間と費用だけがかかるといったケースも起こりえます。

大きな窓でかえってストレスが増える

換気に役立ったり、開放感が得られたりすると考えて、浴室の大きな窓に魅力を感じている方もいらっしゃるでしょう。

しかし、浴室に大きな窓を設置したことによって、外から見られるのではないかというストレスを感じたり、窓の面積が広い分、掃除の手間が増えたりすることがあります。
また、窓の面積が広いことによって断熱性が低くなるため、冬は浴室暖房の使用が欠かせなくなるといったケースも少なくありません。

さらに、大きな窓には結露によって大量の水滴が生じるため、カビが生えやすいという特徴もあります。
浴室の換気は窓だけではなく、換気扇でも十分に行うことが可能であるため、もし換気が目的ならばあまり大きな窓を設置する必要はないでしょう。

浴室リフォームに失敗しないための3つの対策方法

ここからは、浴室リフォームが失敗しないための3つの対策方法を解説します。

対策方法①ショールームで実物を見る

浴槽の色やデザインを確かめるためにも、ショールームで実物を見ることは非常に重要です。
なぜなら実物が、カタログやWebサイト上の画像を見て思い描いていたイメージと異なる可能性があるためです。

なお、ショールームにはすべての製品が展示されているとは限らないため、見たい浴槽が展示されているかどうかを事前に確認することをおすすめします。

対策方法②浴槽のサイズを考える

家族の身長によっては、浴槽のサイズが足りずに窮屈な思いをする可能性があります。
したがって、浴槽を選ぶ際は、できる限り家族全員でショールームに行き、どの家族にとっても十分な広さであるものを選びましょう。

大きな浴槽は水道代が高くなるというデメリットもあるため、適切なサイズを選ぶことが大切です。

対策方法③機能や設備の必要性を吟味する

浴室には、多くの魅力的なオプションがありますが、実生活のなかで本当に必要なものであるのかどうかは吟味しなければなりません。

たとえば、ミストサウナは定期的に換気扇のメンテナンスが必要になるため、使う機会が少ない場合は、メンテナンスの負担だけが増えてしまう可能性があります。
また、最近はスマートフォンで動画を見ることができるため、浴室内にテレビを設置したものの、結局使わなかったという声も聞かれます。

無駄な出費を防ぐためにも、使用頻度やメンテナンスの手間を考えてから購入しましょう。

業者選びに失敗しないために確認する3つのポイント

浴室リフォーム失敗しないためには、優れたリフォーム業者を選ぶことが重要です。
そこでここからは、業者選びに失敗しないために確認するとよい3つのポイントを解説します。

ポイント①施工実績やサービス内容

業者を選ぶ際は、施工実績やサービス内容に着目しましょう。

施工実績が多い業者であるほど、さまざまな事例に対応してきた経験を活かした、高いレベルの施工が期待できます。
施工実績は、ネット上の口コミや業者のWebサイト上で公開されているため、業者を探す際に確認しましょう。

また、業者によって特色があり、施工の種類によって得手不得手があります。
そのため、希望の施工内容が、その業者の得意分野と合致しているのかどうかを確認すると、相性のよい業者を見つけられるでしょう。

くわえて、浴室は長く使用するものであるため、都度メンテナンスが必要です。
そういった際にも、きちんと対応してもらえるよう、アフターサービスが充実している業者を選ぶことをおすすめします。

ポイント②担当者の人柄や会社の誠実さ

前述のように、浴室リフォームの業者とは長い付き合いになるため、人柄のよい担当者や誠実な会社を選ぶことが大切です。

なかには、無駄な追加工事を行う悪徳な業者や、見積もりにない金額を上乗せして請求する業者なども存在します。
したがって、印象のよい人柄であることにくわえて、料金やプランの必要性を明確に説明してくれる担当者のいる業者を選びましょう。

ポイント③保証期間の長さや有無

浴室リフォームに関する保証には、主に製品に対する保証と、工事に対する保証の2種類が存在します。

製品に対する保証はメーカーが担っており、基本的にどの業者であっても、メーカーが一緒であれば内容は変わりません。

一方で、工事に対する保証は、業者によって内容が異なるため注意が必要です。
工事に対する保証期間の目安は、ユニットバス本体が2年、電気・ガス機器であれば1年ほどですが、なかには10年保証を行っている業者も存在します。

しかし、工事の内容によっては、保証期間が短くなったり、保証の対象外になったりすることもあるため、契約前に確認しておくことが大切です。

浴室リフォームに失敗しないためにも信頼できる業者を選ぼう

いかがでしたでしょうか?

浴室リフォームの失敗は、業者や浴槽、そして浴室設備の選定を誤ったことが原因で起こります。

業者が原因の失敗としては、施工ミスや工事期間の延長が、浴槽選びが原因の失敗としては、浴槽が窮屈になることや汚れが目立つことなどが挙げられます。
また、浴室設備選びが原因で、浴室が寒くなってしまうことも少なくありません。

こうした失敗を避けるためにも、浴室リフォームを行う際はミスのない施工と適切なアドバイスを行う業者を選ぶことが大切です。

ライフアドバンスジャパンは、年間5,000件の施工実績を誇り、丁寧な対応で高い評価をいただいています。
浴室リフォームをお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。


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