ビルトインコンロの交換を自分でしても大丈夫？オススメしない理由とは

コンロが古くなったから新しくビルトインコンロ買おうとしている方の多くが、間違った認識を持っているケースがあります。

それは、「ガスコンロ同様、ビルトインコンロも自分で取り付けができる」ということです。
実際は自分で取り付けることは、「ほとんどの方」ができません。その理由について解説していきます。

ビルトインコンロを自分で外すことは簡単だが、再接続はできない

ビルトインガスコンロも古くなれば汚れたり、火が付きにくくなったりと交換する時期が必ずやってきます。
ホームセンターなどで展示されているガスコンロの中には、近年人気のビルトイン型も多く、それを買えばすぐに交換できると思う方もいます。しかし、ガスを使っているということもあり心配な面も多々あるでしょう。

古いものを取り変える手順は、現在のコンロを外し、新しいものに置き換えることだけではありません。
古いガスコンロを外す場合は、ガス管の元栓を閉める必要があります。次に、新しいコンロを置きなおす、ここまでは、DIYで作業することが可能です。

ところが、一番重要で、かつ問題になるのが、ガス管の処理についてです。
新しいコンロにガス管を繋ぐところは、専門の資格を有するものが作業するように法律で定められています。
使用するガスが都市ガスであるかLPガスであるかによっても資格が異なり、それぞれ講習を受けることが必要です。
この部分の作業が不備であればガス漏れを起こす可能性もあり大変危険です。

そのため、ビルトインコンロの設置は、自分で設置をしようとせずプロに依頼しましょう。

ビルトインガスコンロの交換は、専門業者に頼んだほうがいい

ビルトインコンロの設置には、ガス配管の工事が必要であることに気を付けてください。
これは、IHクッキングヒーターを利用している方もテーブルコンロを利用している方も同様です。

加えて、ビルドインガスコンロの電源タイプも確認する必要があります。電池式であるなら問題ないのですが、もし100V電源タイプのものを購入しようと考えているなら、設置場所の周辺にコンセントがあるか確認しなければなりません。場合によってはコンセントの増設工事を行う必要もあります。

そして最後に、交換をするためにはガスの種類に応じた専門の資格が必要となります。
間違って取り付けてしまうと火災の危険性が高いため、業者への依頼がおすすめです。
本体を購入する前にどんな工事を行えばよいのか正確に把握し、専門業者に相談してみましょう。

IHからビルトインガスコンロに交換する場合

IHからビルトインガスコンロに交換する場合の費用には、どこまで含まれているかご存知ですか。
費用をきちんと調べておかないと、想定外の出費を招く恐れがありますので確認した上で検討しましょう。

IHからビルトインガスコンロに交換する場合、まずはガスが通っているかどうかの確認は必要です。この確認をしないと、ガス漏れや異常な温度上昇を起こして、非常に危険な状態になることが想定されます。
もし、確認の仕方がわからない、不明な点がある場合はきちんと業者の方を呼び、確認をしてください。曖昧な判断での行動は危険です。

古くなったビルトインガスコンロの交換は注意が必要

コンロは毎日使うものですから、噴きこぼれて汚れる、ということが重なることで交換を考えるでしょう。特にビルトイン型は、中が見えないため古くなってくると不安にもなります。そこで、交換時の重要な注意点をご説明しましょう。

ビルトインは隠れた部分の構造が複雑なことや、ガスを使用するという点で、安易に取り掛かると大変危険です。そのため、交換作業には、専門資資格者や専門工具が必要となります。

こうした理由により、ビルトインガスコンロの交換は、ガス会社やリフォーム会社業者に依頼することが重要です。
業者に交換工事を依頼する場合の主な注意点は２点あります。

まず、複数の業者に見積を出してもらい、見積金額にコンロ本体と工事費、回収費などが含まれていて適正であることを確認します。
次に、必ず工事保証がついていることを確認してください。安心できる業者を選ぶことがポイントです。

【結論】ガス管の処理は有資格者が行わなければならないので、業者に依頼しよう

ビルトインコンロの交換設置をDIYでやれば安上がりだから、と実際に行わないようにしてください。
古いガスコンロを外して新しいコンロを置くところまでは自身でできても、コンロとガス管をつなぐ作業は有資格者でなければ行えません。
また、配管の処理を誤ると火災の原因にもなることから、必ず専門業者に依頼することが大切です。

「ライフアドバンスジャパン」では、ビルトインコンロの交換工事も承っております。
コンロの交換を検討されている方は、ぜひご利用ください。