食洗機の水道代はどれくらい？効果的な節約方法を紹介！

食洗機は、かなり水を使うイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。そこで、気になる水道代についてどれくらいかかるのか解説します。また、手洗いとうまく組み合わせることにより節約をすることもできるので、ポイントについてご紹介しましょう。

食洗機の水道代はどれくらいか

食洗機では大量の水を使っているイメージがありますが、この水は循環しながら使っているので、想像以上に使われている水の量は少ないです。Panasonicのシミュレーションから具体例をご紹介しましょう。

1回あたりの使用でかかる水道代は約11L（約2.9円）です。一日2回使用したと考えると、食洗機のみにかかる電気代は2,120円程度ということになります。
1回あたり11Lというとかなり水を使っているように感じるかもしれませんが、手洗いした場合は、1回あたり約75L程度（19.5円）使うとされているのです。手洗いと比較すると大幅に水道代を節約することができることがわかります。

「そもそも手洗いで75Lも使っていない」と感じている方もいるのではないでしょうか。しかし、普通に蛇口をひねって水を出した場合、1分あたり6L程度水が出るので、1回あたり手洗いに12～13分程度かかっている場合は75リットル程度使っていることになります。
更に、1回の手洗いにかかる時間の平均は19分程度というデータもあるので、それ以上に水道を使用している方も多く、手洗いだと想像以上に水道代がかさんでしまうことがあるのです。

食洗機と手洗いを上手に使ってメリットを最大化

食洗機をうまく活用するためには、手洗いも組み合わせるのがおすすめです。それぞれ以下のように工夫してみてください。

手洗いの節約

少量の洗い物は手洗いのほうが安く済ませられます。その際、簡単に汚れが落ちるように水につけおきしておきましょう。油汚れは拭き取っておくとすぐ落ちやすくなるのでおすすめです。また、お湯を使うとガス代がかかるので、冷たさを感じにくいゴム手袋をして水で洗うとガス代の節約にもつながります。

食洗機の節約

洗い物がたくさんあるときは食洗機の出番です。ただし、詰め込むと汚れが取れにくくなるので適量を守りましょう。乾燥に電気代がかかるので、洗浄だけ行い、後は扉を開けて余熱で乾燥させると電気代の節約ができます。

食洗機で節水が可能

水がもったいないから手洗いをしているという方もいますが、今回ご紹介したいように食洗機を使ったほうが結果的に水道代を抑えることができます。また、うまく手洗いも活用することにより水道代だけではなく、電気代やガス代を抑えることにもつながるので、ぜひ実践してみてください。