システムキッチンでゴキブリとの遭遇を回避するための方法

システムキッチンでゴキブリとの遭遇を回避するための方法

気温が上がって暖かい季節になると、冬の間潜んでいたゴキブリも出現しやすくなります。とくに、湿気やゴミなどが溜まりやすいキッチン周りはゴキブリが好む環境です。
憎きゴキブリとの遭遇を防ぐためには、日頃から念入りに掃除を行って清潔を保つことが大切です。そこで今回は、ゴキブリを寄せ付けないためのシステムキッチンの掃除&お手入れ術をご紹介いたします。

生ごみのニオイをしっかりと防ぐ

ゴキブリは生ごみのニオイが大好き。料理をすると必ず出てしまう生ごみは、その日のうちにしっかりと処理しておくことが重要です。
生ごみのニオイを軽減させるためには、水分をよく切ってからビニール袋などに入れて密閉するのがポイント。ビニール袋に入れる前に新聞紙などで生ごみをくるむと、水分を吸ってくれるので、ニオイをさらに抑えることができます。

シンクの水分もふき取っておく

洗い物をしたあとや料理のあとにはシンクに水分がついていますが、たった数滴ほどの水分でもゴキブリにとっては貴重な飲み水になってしまいます。
時間が経てば自然に乾くため見落としがちですが、ゴキブリ予防のためにもシンクで水を流したあとには丁寧に水分を拭き取っておきましょう。

コンロ周りの油は毎日掃除する

油を使って料理をすると、どんなに気をつけていても油が飛び散ってしまいます。
コンロにこびりついた油汚れを落とすのは気力がいるものですが、油汚れもゴキブリの大好物です。美しいキッチンを保ち、ゴキブリを寄せ付けないようにするためには、毎日コンロ周りを掃除する習慣をつけましょう。料理のあとすぐに油をふき取れば、固まって落ちにくいということも少ないはず。キッチン用のアルコールスプレーなどをひと吹きして、拭き取れば簡単に油を落とすことができます。

調味料類は密閉して必ずしまっておく

醤油や砂糖などのよく使う調味料類は、小分けにしてあえて出しておくという方も多いと思いますが、こういった調味料類もゴキブリにとっては立派な餌になります。
醤油差しの口からこぼれた数滴の醤油をゴキブリが舐めてしまうということもあるため、調味料類の保存方法にも注意が必要です。
醤油をはじめ、みりんや料理酒などの調味料を使ったあとはこぼれていないか、周りに付着していないかを確認してからキレイに周りを拭き取り、フタつきの密閉容器に入れて保管しましょう。よりゴキブリを寄せ付けないようにするためには、冷蔵庫での保管がおすすめです。

システムキッチンのシンクした収納も要チェック

大容量で便利なシンク下の収納スペースですが、いろいろなものを詰め込んで掃除をサボりがちという方も多いのではないでしょうか。
シンク下の収納は、湿気がこもりやすいためゴキブリにとってはとても居心地がいい場所です。ゴキブリが卵を産んだり巣を作ってしまうこともあるため、シンクやコンロ周り同様にこまめな掃除をすることが大切です。
シンク下の収納スペースを掃除するときには、一度中のものを全て出し、濡れたタオルで拭いてから乾いたタオルで二度拭きしておきましょう。そのまましばらく換気をして、湿気を取ることも重要なポイントです。

生ごみやニオイ、汚れなどを放置しているとゴキブリが出現することはもちろん、新たな仲間が増えてしまうこともあります。
神出鬼没のゴキブリを寄せ付けないようにするためには、キッチン周りを清潔にしてゴキブリが嫌う環境を作ることが大切です。こまめな掃除とお手入れを習慣化して、ゴキブリをシャットアウトしましょう。


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