コンロの上の「レンジフード」 寿命や交換時期のサインとは?

コンロの上の「レンジフード」 寿命や交換時期のサインとは?

ほとんどのコンロの上には、換気扇がついた「レンジフード」が備え付けられています。
一見頑丈そうな装置ですが、長く使っていると寿命を迎えてしまいます。古いレンジフードを使い続けているとキッチンにさまざまな不具合が出てくるので、寿命がきたらきちんと交換しましょう。
今回はレンジフードの本来の役割と、寿命を迎える時期についてご紹介していきます。

レンジフードにはどんな働きがある?

キッチンのコンロの上部分に据え付けられているレンジフードには、ファン(換気扇)の吸気を助ける役割があります。レンジフードがあるだけでキッチンの油分や臭気、煙や水蒸気が効率良く排出され、天井や壁が汚れにくくなるのです。最近の製品ではファンが一体化したものや、調理に役立つライトが内蔵されたものなど種類も増えてきています。
しかしそんなレンジフードには寿命があり、耐用年数を越えて使っていると充分に役割が果たせなくなってしまうことも。キッチンを快適に使うためには、レンジフードの寿命についてきちんと知っておく必要があります。

レンジフードの寿命を知っておこう

一般的に、レンジフードの寿命は約10年程度とされています。
実際、取り付けから7~8年経過すると、多くのレンジフードの性能は徐々に落ちていくようです。レンジフードの使い方によってはもっと早く寿命を迎えてしまうこともありますので、耐用年数を参考にしながら、レンジフードの様子を見て寿命を判断するのが良いでしょう。
寿命の過ぎたレンジフードを使い続けると、レンジフードが充分な役割を果たせなくなる上に、さまざまな不備が起きてしまうこともあるので充分に気をつけましょう。

レンジフードや換気扇の交換時期のサインとは?

レンジフードが古くなっていると、ファンの吸気能力が発揮されず、壁や天井が油汚れでベタベタしてくることがあります。
さらにニオイや煙がうまく排気されず、こもった感じがするという場合も、レンジフードの交換時期のサインといえるでしょう。こういったサインが出てきたら、放置していても状況が良くなることはありません。
臭気や油分がうまく排気されないことで、ガス中毒といった思わぬトラブルが起きてしまう可能性もあります。レンジフードに流れている電力は、照明器具などと同じ程度ですが、条件によっては火事の元になってしまうことさえあるのです。
安全にキッチンを使うためにも、レンジフードの寿命のサインを感じたら早めにレンジフードの交換を検討すると良いでしょう。

キッチンを快適に使うためにも、「寿命かな?」と感じた場合には、キレイで性能の良いレンジフードに交換しましょう。レンジフードを交換すれば、今まで使っていたレンジフードと新しいレンジフードの性能の違いに驚いてしまうかもしれませんね。


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