レンジフードの種類や取りつけタイプを紹介

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レンジフードの種類や取りつけタイプを紹介

キッチンのリフォームを検討している方のなかには、レンジフードを交換したいけれどどの種類のものを選んだらよいのかがわからずに悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
レンジフードには、形や取りつけられている排気ファンごとにさまざまな種類があります。

そこで本記事では、レンジフードの種類や取りつけタイプを紹介します。
レンジフードの種類を知り、適切な製品へ交換したいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

レンジフードとは?

レンジフードとは、料理をするときに煙やニオイを換気するために設置されている排気ファンと、カバーを組み合わせた設備のことです。
排気ファンがカバーで覆われているため、煙やニオイが排気ファンに吸い込まれ、効率的に空気を排出することが可能です。

また、換気扇とは一般的に使用されている排気ファンの種類や排気方法が異なります。

レンジフードの排気ファンは縦型で、円筒状に取りつけられているものが多いです。
このような排気ファンは、空気を排出する風導管であるダクトを通して、吸い込んだ空気を排出する点が特徴です。

対して換気扇の排気ファンは、扇風機の羽のような形で壁に取りつけられています。
レンジフードとは異なり、ダクトを通さずに直接外へ空気を排出するという仕組みです。

レンジフードの種類

ここからは、レンジフードの形ごとの種類を紹介します。

ブーツ型

レンジフードのなかでも、一般的に多く使用されている製品はブーツ型のものです。
本体を横から見るとブーツの形に似ているため、ブーツ型とよばれています。

煙やニオイを集めやすい点や、シンプルな形でどのキッチンにも合うことから、多くの一般住宅のキッチンで導入されています。

フラット型

フラット型のレンジフードは、縦の形が薄くコンパクトです。
そのため、キッチンのスペースが狭い場合でも設置が可能です。

また、レンジフードはコンロから80cm離して設置するように決められているため、天井が低い家ではほかのタイプのものが設置できない可能性があります。
そのような場合でも、薄くコンパクトなフラット型のものであれば設置が可能です。

スリム型

レンジフードの種類のなかでも、スリム型のものはインテリアにこだわる方におすすめです。
本体が地面に平行なフラット型なので、スタイリッシュな印象を与えます。

油がつきにくく、本体の内部に溝やつなぎ目がないため、お手入れしやすいという点も魅力的です。

レンジフードの排気ファンの種類

レンジフードを選ぶ際は、煙やニオイを排気する排気ファンの種類にも注目しましょう。
ここからは、排気ファンの種類を3つ紹介します。

シロッコファン

多くのレンジフードで使われている排気ファンとして、シロッコファンが挙げられます。
シロッコファンは、ダクトがあることで屋外に面していない部屋であっても換気ができる点や、外気からの影響を受けにくい点が特徴です。

また、シロッコファンは円形の枠の中に縦長の羽が複数枚ついた形で、稼働中の音がほとんど出ない構造になっています。
ただし、ほかの排気ファンと比べて排気量が少ない傾向にあります。

プロペラファン

プロペラファンは、扇風機の羽のような形で、プロペラを回して煙やニオイを吸い込む作りになっています。

シロッコファンと異なり、プロペラファンにはダクトはついておらず、吸い込んだ煙やニオイをそのまま外へ排気するため、排気量が多いです。
また、シンプルな構造であることから掃除をしやすい点や、価格が安い点も魅力的です。

なお、稼働音が大きい傾向にあるため、戸建て住宅に適しているといえます。

ターボファン

ターボファンも、煙やニオイの排気量が多い排気ファンの1つです。
シロッコファンと同じように円形の形をしていますが、羽の枚数が少ないです。

ターボファンの特徴として、ほかの排気ファンよりも羽の回転が速いため、効率よく排気できる点が挙げられます。
また、シロッコファンと比較すると排気ファンの奥行きが狭いので、コンパクトな見た目を好む方におすすめです。

レンジフードの取りつけタイプ

レンジフードは、自宅のキッチンのスタイルによって取りつけ方が異なります。
レンジフードの取りつけタイプを、以下にまとめてみました。

天井取りつけタイプ

天井取りつけタイプのレンジフードは、対面型のキッチンで使用されています。
天井から吊り下げられるように設置されているので、開放感がありおしゃれな印象を与えられます。

ただし、レンジフードの稼働音や洗い物をする際の音が気になる場合があるでしょう。

壁面取りつけタイプ

壁面取りつけタイプのものは、L型キッチンやI型キッチンで使用されることが多いです。
レンジフードが戸棚と並ぶように壁に取りつけられているため、全体的にまとまり感があります。

また、壁面取りつけタイプのものは多くの家庭で使われているので、製品の数も多いといえます。

横壁面取りつけタイプ

横壁面取りつけタイプの製品は、キッチンの左右どちらかが壁に接しているペニンシュラ型キッチンで使用されている場合が多いです。
レンジフードが横壁に面して設置されており、隣に戸棚が並んでいないので存在感があります。

レンジフードには形や排気ファンごとにさまざまな種類がある

いかがでしたでしょうか?

レンジフードの形は、ブーツ型・フラット型・スリム型といった種類に分けられます。
料理をする際に発生する煙やニオイを集めやすい点や、シンプルな形であることから、一般的にブーツ型の製品の人気が高いです。

また、排気ファンにはシロッコファン・プロペラファン・ターボファンという3つの種類があります。
レンジフードで使用されることの多いシロッコファンは、換気のしやすさや外気からの影響の受けにくさが特徴です。
それぞれ稼働音や排気量が異なるため、適切な種類の製品を選びましょう。

レンジフードを交換したいとお考えの方は、ライフアドバンスジャパンへお気軽にお問い合わせください。


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