使いやすいキッチンにリフォームするポイントと間取りを紹介

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使いやすいキッチンにリフォームするポイントと間取りを紹介

キッチンをリフォームする際には、使いやすさを重視したいという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、使いやすいキッチンにリフォームするための3つのポイントと、代表的なキッチンの間取りを3つ紹介します。
使いやすいキッチンにしたいけれど、使いやすくリフォームするにはどうすればよいかわからないという方はぜひ最後までご覧ください。

使いやすいキッチンにリフォームするための3つのポイント

ここからは、使いやすいキッチンにリフォームするための3つのポイントを解説します。
ぜひリフォームの参考にしてみてください。

ポイント①ワークトライアングル(作業動線)を意識する

毎日の調理ではできるだけ作業の無駄を少なくしたいと思う方は多いのではないでしょうか。
キッチンでの作業のしやすさはワークトライアングル(作業動線)の形によって左右されます。

ワークトライアングルとは、冷蔵庫・シンク・コンロの3か所を繋いだときにできる三角形のことです。
この三角形が正三角形に近いほど行動の無駄が減り、使いやすい配置であるといわれています。
また、3辺の合計が約4~6mになるように配置をするとより効率的に作業ができます。

リフォームをする際には、ワークトライアングルを意識して冷蔵庫・シンク・コンロの位置を決めると使いやすいキッチンになるでしょう。

ポイント②使いやすい高さを意識する

キッチンの使いやすさには、高さも影響します。
キッチンの高さは、日本工業規格(JIS)により80~95cmまで5cmごとに決まっています。

作業をしているとき包丁に力が入らない、または肩が凝るなどの影響がある場合は、身長に対してキッチンが高いです。
対して、前かがみになる、または腰が痛くなるなどの影響がある場合は、身長に対してキッチンが低いことになります。

自分の身長に合わせた高さのキッチンにするためには、適切な高さを知ることが大切です。
身長に合ったキッチンの高さは、「身長(cm)÷2+5cm」という式で求めることができます。
たとえば、身長が160cmの人の場合は85cmが最も使いやすいキッチンの高さになります。

キッチンをリフォームする際は、家庭内でキッチンをよく使う人の身長に合わせてリフォームするとよいでしょう。

ポイント③家電の配置を意識する

キッチンをリフォームする際には、よく使う調理家電を使いやすい位置に置けるようにスペースを考えることも大切です。

調理家電を置く際にまず考えたいことは高さです。
キッチンの高さと同様に、身長に対して最も使いやすい高さに調理家電を置くとよいでしょう。

加えて、調理家電は使用中や使用後に熱を持つものが多いため、放熱するためのスペースを確保することも必要です。
ゆとりをもって調理家電を置くことが、安全にも繋がります。

キッチンの間取りの例

ここからはキッチンの代表的な間取りを3つ紹介します。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、キッチンのリフォームをする際は参考にしてみてください。

オープンキッチン

オープンキッチンとは、リビングやダイニングとのあいだに壁がなく、部屋と一体化しているキッチンの間取りです。
リビングやダイニングとの距離が近く、開放感があることがポイントです。

オープンキッチンのメリットとしては、料理の配膳がしやすくリビングにいる家族などとコミュニケーションが取りやすい点が挙げられるでしょう。
また、子どもがいる家庭では子どもの様子を見ながら調理ができるためおすすめできます。

デメリットとしては、調理時に発生するニオイや煙が部屋全体に広がってしまうことが挙げられます。

クローズドキッチン(独立型キッチン)

クローズドキッチン(独立型キッチン)は、オープンキッチンとは反対に、壁やドアによってリビングやダイニングと完全に分かれているものです。

キッチンが部屋として分かれているため、調理に集中できることや、リビングやダイニングからキッチンを隠せることがメリットでしょう。
しかし、キッチンにニオイや煙が篭ることや、調理中にほかの部屋の様子が見えないことがデメリットとして考えられます。

セミオープンキッチン

セミオープンキッチンとは、開口部のある壁や吊り戸棚がキッチンとリビング・ダイニングのあいだにあるキッチンで、オープンキッチンよりも少し仕切られた形をしています。
クローズドキッチンとオープンキッチンの中間の間取りだといえるでしょう。

仕切りとなる壁や吊り戸棚はありますが、リビングやダイニングの様子を見ながら調理ができる点がセミオープンキッチンのメリットだといえます。
そのため、セミオープンキッチンも子どもがいる家庭におすすめの間取りです。
調理時のニオイや煙が、リビングやダイニングに多少広がってしまう点がデメリットでしょう。

作業動線やライフスタイルを意識すると使いやすいキッチンにリフォームできる

いかがでしたでしょうか。

ワークトライアングルや高さを意識することが使いやすいキッチンにリフォームするためのポイントです。
加えて、調理家電や調理器具が使いやすい場所にあると、より効率的に調理ができるでしょう。

また、本記事ではオープン・クローズド・セミオープンの3種類の間取りを紹介しました。
ライフスタイルや家全体の間取りと併せて、キッチンの間取りを選ぶことも大切です。

ライフアドバンスジャパンでは、キッチンのリフォーム例を多数紹介しています。
そのほかにも、キッチンのリフォームに関する情報をWebサイトにて発信していますので、キッチンのリフォームを検討中の方はぜひご覧ください。


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