ペニンシュラキッチンとは｜概要と選び方のポイントを解説

キッチンリフォームを検討しているけど、キッチンの種類が多すぎてどれを選べばよいかわからないと感じていませんか。このページでは、ペニンシュラキッチンの特徴と選び方を解説しています。「ペニンシュラキッチンってどんなキッチンなの？」と感じている方は、参考にしてください。

ペニンシュラキッチンとは？

ペニンシュラキッチンは対面式キッチンのひとつで、具体的には、左右のどちらかが壁と接しているタイプの対面キッチンをペニンシュラキッチンといいます。ちなみに、ペニンシュラは、英語で半島を意味します。つまり、半島のように壁から突き出ている対面キッチンをペニンシュラキッチンというのです。ペニンシュラキッチンには、以下のメリットとデメリットがあります。

【メリット】
・対面式キッチンなのでリビング・ダイニングとコミュニケーションを図りやすい
・片側を壁に付けるため、完全に独立しているアイランドキッチンよりも間取りの自由度が高い
・リビング・ダイニングとつながっているため開放感がある

【デメリット】
・水はね、油はねで部屋が汚れやすい
・リビング・ダイニングから手元が見えやすい
・キッチンの臭いがリビング・ダイニングまで広がりやすい
・開放感を重視すると収納スペースが少なくなる

メリット・デメリットを理解したうえで選ぶことが重要です。

ペニンシュラキッチンの選び方のポイント

続いて、ペニンシュラキッチンの選び方を解説します。

必要スペースを確認

ペニンシュラキッチンを選ぶ前に、必要スペースを確認しておきましょう。キッチン本体に加え、冷蔵庫、食器棚、通路などのスペースが必要です。通路の幅は、60㎝程度あれば1人は通れるとされています。

作業台の高さ

キッチンの使いやすさを考えるうえで重要になるのが、作業台の高さです。作業台の高さは、「身長÷2+5㎝」が目安といわれています。この値を目安に、ペニンシュラキッチンを選ぶと使いやすいキッチンになるはずです。

コンセントの位置と数

キッチンを選ぶときに意外と見落としがちなのが、コンセントの位置と数です。キッチンにコンセントが付いていないと、調理家電を使うため、延長コードを利用しなければならないかもしれません。リフォームだとコンセントの位置と数を自由に決められないことはありますが、あらかじめ確認しておくと安心です。

ペニンシュラキッチンは対面式キッチンのひとつ

壁から半島のように突き出ている対面式キッチンをペニンシュラキッチンといいます。間取りの自由度が高いなどのメリットがある反面、水はね・油はねしやすいなどのデメリットがあります。特徴を理解したうえで選択しましょう。キッチン選びでは、必要スペース、作業台の高さ、コンセントの数と位置を確認しておくことが重要です。さまざまな選択肢があるので、まずは専門家へ相談してみることをおすすめします。46年以上の歴史があるライフアドバンスジャパンで相談してみてはいかがでしょうか。