給湯器は壊れるまで使う?使用開始してから故障までの年数をアンケート

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# 豆知識

給湯器は壊れるまで使う?使用開始してから故障までの年数をアンケート

「給湯器が壊れて困った!」という話を聞くことは少なくないですが、「自宅の給湯器は長年なんの問題もなく使えている」という方も多いのではないかと思います。実際のところ、給湯器は一般的に何年ぐらい使えるものなのでしょうか?
男女100名を対象に行った「給湯器が壊れた方に質問。使用してから壊れた年数は?」というアンケート調査の結果をご紹介します。

けっこう長持ちする!?「(11年~)20年以下」が最多

アンケートの結果、最も多かったのは「11年超20年以下」です。全体の44%の方が「11年超20年以下」の期間、給湯器を使用できたと回答しています。一般的に給湯器の寿命は8~10年程度、設計標準使用期間は10年とされていますが、適切に管理すれば「11年超20年以下」の期間、使用できるケースが多いといえるかもしれません。この程度の期間使用できるケースが多いとわかれば、イニシャルコストがかかる給湯器交換を行いやすいはずです。給湯器交換を後押ししてくれる結果といえそうですね。

17年目でした。マンション(新築だったので入居時期はほぼ同じ)で故障による交換が相次いでいたので寿命だったと思います。
(大阪府 40代女性 専業主婦)

15年でお釈迦になりました。お湯が出なければ給湯器ではないですね。至急、お世話になっているガス屋さんに連絡しました。
(栃木県 50代男性 契約社員)

給湯器が故障したのは購入した時に業者から寿命は10年位と言われたが、故障し新しいのに取換たのは使い始めてから約12年目であった。
(神奈川県 60代男性 契約社員)

16年ぐらいですかね。十分に元はとれてると思います。そう簡単には壊れませんね。
(東京都 40代男性 自営業)

一般的な寿命とされる「(6年~)10年以下」

アンケートで、2番目に多かったのが「6年超10年以下」です。全体の38%の方が「6年超10年以下」の期間、給湯器を使用できたと回答しています。前述の通り、一般的にいわれている給湯器の寿命は8~10年程度です。これくらいの時期に、壊れるケースは少なくないと考えられます。「10年を超えて使用できれば」と考えてしまいますが、給湯器の寿命を考えると「6年超10年以下」使用できれば問題ないといえるでしょう。寿命を延ばしたい場合は、定期的なメンテナンスを受けるなどを心がけるとよいかもしれません。

前に住んでいたところで使っていた給湯器が壊れました。使用して10年未満でした。温度調節ができなくなりました。
(宮城県 40代女性 自由業)

約9年経過したくらいに故障しました。ただ完全に壊れたわけではなかったのですが、10年が交換の目安だと業者に言われたので交換に至りました。
(兵庫県 40代女性 専業主婦)

やっぱり10年がメドといわれていた通り10年で壊れてしまいました。かなり使いこんだ感じです。
(千葉県 30代女性 専業主婦)

使用してから6年後に、突然お湯が出なくなりました。修理まで数日かかったため、その間は銭湯へ行きました。
(北海道 20代女性 専業主婦)

「5年以下」で壊れるケースは少なめ

「5年以下」の使用期間で給湯器が壊れたと回答した方もいます。「5年以下」で壊れてしまった方の割合は9%です。割合は多くありませんが、このようなケースもあります。給湯器の一般的な寿命、設計標準期間を考えると、アンラッキーなケースといえるかもしれません。給湯器メーカーによると、多頻度・長時間の使用で給湯器は劣化しやすくなるようです。もちろん、製品自体の「アタリ・ハズレ」はありますが、使用方法を工夫すると寿命を延ばせるかもしれません。あるいは、万が一に備えて、長期延長保証を付けておくことも有効な対策と考えられます。

一番最初のは無名のメーカーで安いのを買ったのですぐに壊れました。
(群馬県 30代男性 会社員)

給湯器自体に問題があったわけではなく、近くに雷が落ちたことで壊れたからです。
(宮崎県 40代女性 専業主婦)

中古住宅を購入したので、以前に住んでいた人があまり使っていないということで置いていったものなので正確にはわからないのですがこのくらいだと思います。
(北海道 50代女性 専業主婦)

20年以上壊れないケースも!「その他」9%

アンケートでは「その他」と回答した方もいました。つまり、「20年以上」の期間、給湯器を使用できたと回答している方がいるのです。「その他」を選んだ方の割合は、「5年以下」と同じ9%です。「5年以下」をアンラッキーなケースとすると、「その他」はラッキーなケースといえるでしょう。ただし、適切なメンテナンスを行わず、設計標準期間を超えて使用すると、トラブルのリスクが高まります。長く使い続ける場合は、定期的にメンテナンスを受けましょう。

30年目に壊れた。業者からは「よくこんなに持った。あたりの機械だったんだね。」と、言われた。
(埼玉県 50代男性 専業主夫)

10年前に住んでいた場所で、当時築30年で建った当初からあったという給湯器は一度も壊れませんでした。
(東京都 40代女性 専業主婦)

実は20年以上になるというのに給湯器は当たりました。故障もなく順調に使用できています。ただし、そろそろ性能が良い給湯器が出始めているので、買い換えの時期かなと相談しています。
(神奈川県 50代男性 公務員)

以上が男女100名を対象に行ったアンケート「給湯器が壊れた方に質問。使用してから壊れた年数は?」の結果です。一般的にいわれている通り、給湯器は10年を超えると壊れるリスクが高くなることがわかりました。反対に考えると、10年程度は使用できるケースが多いということ。長く使用できるとわかれば交換しやすいですよね。以上を参考に、給湯器交換を検討してみてはいかがでしょうか。10年を超えて使用する方は、メンテナンスも検討してください。


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