マンションの給湯器交換にかかる日数とチェックしたいポイント

給湯器

# 豆知識

マンションの給湯器交換にかかる日数とチェックしたいポイント

賃貸マンションの給湯器が故障して、お湯が出なくなってしまった時、交換する時には注意しないといけない点があります。後々トラブルが発生しないように、注意点を把握しておくことが大切です。マンションの給湯器を交換する時の注意点を紹介していくので、参考にしてみてください。

給湯器の交換時期

基本的に、給湯器の交換時期は、10年~15年が目安となります。温度が安定しなくなったり、異音がする場合は給湯器が不調になっているサインであるため、見逃さないようにしましょう。

不調のサインを見逃し、そのまま使用していると事故に発展する恐れもあるので、早めの交換が大切です。後から事故が発生し、被害が出ないように日頃から給湯器の様子を確認していきましょう。

マンションの給湯器を交換する前に確認すること

マンションの給湯器を交換する前に、確認しないといけないことがあります。どのようなことに注意しないといけないのか、詳しい内容を紹介していくので、参考にしてみてください。

1.給湯器の大きさ

マンションによって、設置できる給湯器の大きさは異なります。そのため、自分が今住んでいるマンションに適用している給湯器は、どのような物なのか、事前に確認してから購入することが大切です。

以前まで使用していた給湯器と同じタイプであれば問題ないので、故障した給湯器は残しておいた方がいいかもしれません。

2.設置スペース

マンションの給湯器が設置されている場所は、ベランダの壁や廊下のパイプスペースに設置されていることがほとんどです。パイプスペースの多くは、特定のメーカーが入るだけのサイズに設計されていることがほとんどであるため、同メーカーの物ではないと給湯器を取り付けることができない可能性があります。

出来るだけ同メーカーの給湯器を交換するようにしましょう。

3.給湯器のタイプ

基本的には、今まで使用してきた物と同じタイプの給湯器を設置する方が好ましいでしょう。新たに追い炊き機能が搭載されている給湯器を購入する場合などは、新規に追い炊き用パイプを設置しなければなりません。

中にはマンションの規約で、パイプを追加してはいけないなどの取り決めがあるかもしれないので、トラブルに発展する前に確認してから給湯器を交換しましょう。

4.管理会社管理組合にも確認

給湯器交換の際には、マンションの管理会社または管理組合に連絡を行い、それぞれ確認をとりましょう。賃貸物件は住宅設備の持ち主であるオーナーの許可が必要で、分譲住宅は専有部分への工事にあたり申請書を提出します。
申請書には必要事項を記入のうえ、必要書類をすべて揃えて提出します。記入内容や必要書類については管理者から指示を受けられるほか、工事の際の注意点も回答してもらえますので、電話またはメールで問い合わせを行ってください。 購入済みのマンションは、給湯器交換の際に専有部分を修繕工事することになります。工事の1ヶ月前までに申請書を提出するように定められている場合が多いため、早めに書類を準備しましょう。

マンションの給湯器交換の費用相場

マンションに住んでいる方が給湯器を交換する場合、本体価格と設置工事費用がそれぞれかかります。
一般的な費用相場としては本体が15万円前後~50万円ほど、設置工事には約3万円~5万円程度が目安になります。 1人暮らし用のガス給湯器(16号)では、給湯のみで5万円程度、追い焚きつきで10万円前後が相場です。
給湯器本体の価格は号数・性能・その他オプションの有無に応じて変わりますが、設置工事費用は業者ごとに大きく変わるわけではありません。 設置の際に追加工事が必要になるケースもあり、高所への設置や据え置きを壁掛けにするといった場合、1万円以上の費用が加算されます。

マンションの給湯器交換にかかる工数

マンションの給湯器交換は、戸建ての給湯器交換と同じく数時間で終了します。ただし、取り替える給湯器の在庫がなく、取り寄せまでに1週間以上時間がかかる場合があります。
工事日が決まらなければ、交換までに日数がかかることにも注意しましょう。業者の繁忙期にあたる10月~2月までは工事の予約がいっぱいになりやすい時期です。
給湯器一式が揃えば、給湯器交換業者と相談のうえで工事日を設定し、古い給湯器の取り外しと新しい給湯器の設置を行います。工事は数時間で終了しますが、燃料の変更や配線工事など内容によっては規模が大きくなり1日以上の日数を要することもあります。

給湯器の交換は旧製品と同タイプがおすすめ

給湯器には節電、省エネ、壁掛け式などさまざまなタイプがあります。工期にゆとりがない方は、追加工事の心配がない同タイプの給湯器を購入することをおすすめします。 マンションの規約によっては配管の追加が難しい場合があるため、新しい給湯器を購入する際はトラブルになりにくいモデルを選ぶようにしてください。


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