給湯器交換の流れと交換にかかる時間・日数は?

給湯器

# 豆知識

給湯器交換の流れと交換にかかる時間・日数は?

寒い季節などには、唐突に給湯器が故障してしまう恐れがあります。その場合、給湯器の交換にかかる時間は、どれくらいなのでしょうか。今回は、給湯器の交換をする際に、かかる時間について紹介していくので、参考にしてみてください。

給湯器交換の流れ

給湯器の調子が良くない、あるいは買い替えどきかもしれないと思ったときは給湯器交換を行っている業者に連絡し、修理交換を視野に入れて見積もりをとります。 実際の交換の流れを申し込みから順番に確認していきましょう。

申し込み

給湯器交換を行っている業者に連絡し、交換が必要であることを伝えます。予約に空きがあれば、そのまま申し込みが行えます。

現地調査・見積もり

業者のスタッフが直接自宅を訪れ、給湯器のタイプや設置状況、トラブルの有無を確認します。修理のみで対応ができるか、交換が必要であるかなど詳細についても現地調査のうえで判断します。 調査のうえで給湯器の交換費用を見積もる方法がもっとも安全ですが、なかには現地調査を行わない業者もいるため注意が必要です。

スケジュールの確認

設置にあたってのスケジュールを再度確認します。都合がつかないときは別日程で調整を行います。

交換工事

古い給湯器を取り外し、新しい給湯器を設置します。壁面や配管の追加工事も設置工事と合わせて行われます。

工事内容の確認と支払い

設置後の給湯器の使い方や注意事項、その他の説明を受けたあと見積もり金額を支払います。途中で工事内容が変わった場合も、見積もりに反映された状態で料金が請求されます。費用を支払ったところで工事は終了ですが、施工後にトラブルがみられたときは再度業者に連絡を行います。

給湯器の交換にかかる時間は?

お風呂の湯を溜めるために、欠かせない存在である給湯器が故障した場合、新しい給湯器の交換にどれくらいの時間がかかるのでしょうか。状況によって異なるケースが多いので、あらゆる状況での交換時間を紹介していきます。

1.すぐに交換できる場合は半日

現在使用している給湯器の在庫がある場合は、すぐに交換作業に取り掛かることができます。その場合は、半日程度の工事で交換することが可能です。

朝に調子が悪いことに気付き、すぐに会社に連絡した場合は、夕方頃には交換できる可能性があります。ただすぐに交換できないケースもあるので、故障に気付いた場合は、早めに連絡するようにしましょう。

2.給湯器を取り寄せると1週間

給湯器の種類によっては、業者に連絡しても在庫がない可能性があります。その場合は、取り寄せを行うか、別の給湯器を取り付ける必要が出てくるでしょう。

別の給湯器がそのまま取り付けることができればいいのですが、基本的には工事が必要になってしまうので、交換工事に1日以上はかかってしまいます。

給湯器の取り寄せを選んだ場合は、大体1週間はかかることが予想されるので、それまではお湯が使えない恐れがあるでしょう。

3.大規模な工事には数日

給湯器の燃料を電気からガスに替えたい時などには、配管工事から始めないといけないため、工事に日数がかかります。大がかりな工事が必要な場合は、浴室そのものが使用できなくなるでしょう。

そのため、交換工事を行う場合は、状況を見て寒い時期に依頼しないように慎重にタイミングを見計らうことが大切です。

近所に銭湯など、気軽に利用できる施設があれば問題ありませんが、基本的には夏の暑い時期などに交換工事を行い、大規模なリフォームに備えましょう。

給湯器交換の目安となる時期やタイミング

給湯器交換の目安となる時期は、ほとんどのメーカーで10年とされています。これは給湯器の内部にある熱源機の耐用年数を表したもので、本体に特に問題がなくても設置から10年目を迎えたら一度点検に出すことをおすすめします。 製品や使用状況に応じて耐用年数が異なり、7,8年程度で寿命を迎えるものもあるため、普段から異常や異音がないかチェックすることも大切です。

給湯器やリモコンにエラーが出ている、または交換時期のサインが点灯していれば、故障を避けるためにも業者に連絡を行ってください。 「給湯器本体は正常に動いているがリモコンの調子が悪い」「以前よりもガス代がかかるようになった」などのお悩みも、経年劣化の可能性があるため10年の耐用年数をめどに点検に出す必要があるでしょう。

給湯器の交換は工事内容によって異なる

給湯器が故障した場合などの交換は、工事内容によって大きく異なることがわかりました。業者に連絡し、在庫がある場合は速やかに交換することができますが、在庫がない場合は、1週間以上は待たないといけなくなるので、給湯器は故障する前に、異変を感じた時には事前に交換する旨を業者に連絡しておいた方がいいでしょう。

給湯器がない状態で過ごさないといけない状況にならないためにも、給湯器の様子はチェックしておくことをおすすめします。


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