トイレの蓋の重要な役割をわかりやすく紹介

トイレは毎日使う身近なものですが、便座についている蓋の役割までは、あまり詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか？
しかし、実際にはトイレの蓋にはいくつかの重要な役割があります。

そこで今回は、トイレの蓋の重要な役割をわかりやすく紹介します。
トイレの蓋の役割を知りたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

トイレの蓋の5つの重要な役割

トイレの蓋にはさまざまな重要な役割があるため、水を流す際にはトイレの蓋を閉めることが大切です。
ここからは、トイレの蓋の重要な役割を5つ紹介します。

役割①雑菌やウイルスが飛び散ることを防ぐ

トイレの蓋を閉めて水を流すことで、雑菌やウイルスが空気中に飛び散ることを防げます。
なぜなら、蓋を開けたまま水を流すと、水に含まれている細菌やウイルスが、トイレを使ったあとの勢いのある水とともに飛び散ってしまうからです。

このときに飛び散る水はトイレを使ったあとの水であるため、尿や便のウイルスが含まれている可能性が高く、雑菌やウイルスがトイレの壁や床に付着することも考えられます。

トイレを清潔に使いつづけるためにも、水を流す際にはトイレの蓋を閉める習慣をつけましょう。

役割②物が便器の中に落下することを防ぐ

トイレの蓋を閉めておくと、トイレの上の棚にトイレットペーパーや掃除道具などの物を置いている場合でも、物が便器の中に落下することを防げます。
そのため、トイレの棚から取り出そうとしたときや、地震が発生したときに、万が一物が落ちてしまっても安心でしょう。

トイレットペーパーが便器の中に落ちた場合は水を吸ってふやけてしまい、トイレの詰まりや故障の原因になることもあり得ます。

トイレの蓋を閉めておくことで、物が便器の中に落下することも、トイレの詰まりなどのトラブルを起こすことも防げるため安心です。

役割③子どもやペットの事故を防止する

トイレの蓋を閉めると、子どもやペットの事故を防止することにもつながります。
なぜなら、小さな子どもは頭が重く、便器の中を見ようとして便座にはまってしまったという事故が起こる可能性があるからです。

また、少し目を離したすきに、室内で飼っているペットが便器の中に落ちてしまったという事故も起こるかもしれません。

大切な家族を事故に巻きこまないためにも、トイレの蓋は必ず閉めるように心がけましょう。

役割④水を流した際の騒音を対策する

トイレの水を流した際の騒音を軽減させることも、トイレの蓋の役割の1つです。

古いタイプのトイレは水を流した際の音が大きい傾向にあるため、早朝や深夜などの時間帯によっては音が響いてしまうことが考えられます。
しかし、トイレの蓋を閉めて水を流した場合は、蓋が開いたまま流したときと比べると、音を抑えられます。

マンションやアパートのような集合住宅でも、トイレの蓋を閉めて水を流すことで騒音を軽減させる効果が期待できるでしょう。

役割⑤温水便座の温かさを保つ

ウォシュレットつきのトイレの場合、トイレの蓋を閉めておくと、温水便座の温かさを保てます。
反対に、蓋を開けたままにすると、放熱されてしまうだけではなく、温かさを保つために余分な電力を消費することにもつながります。

温水便座の温かさを保ちつつ消費電力を減らすためにも、トイレの蓋は閉める習慣をつけましょう。

トイレの蓋が破損してしまった場合の対処方法

トイレの蓋が重さや経年劣化などによって破損してしまった場合は、布ガムテープを割れたところに貼って応急処置を行います。
なぜなら、そのまま使用しているとケガをする可能性があり危険だからです。

ただし、応急処置の布ガムテープを蓋に貼ったままにしていると、テープがベタベタしてくる場合や、破損がひどくなる場合があるため、早急に新しいものに交換しましょう。

また、トイレの蓋が割れてしまったときは、便座もセットで販売されていることが多いため、一緒に新しいものに交換することをおすすめします。

トイレの蓋には重要な役割があるため使用時以外は閉めておくことが大切

いかがでしたでしょうか？

トイレの蓋を閉めて水を流すと、菌やウイルスが空気中に飛び散ることや、水の音が騒音になることを防げます。
普段からトイレの蓋を閉めておくことで、物や子どもが便器の中に落下したり防止したりすることにもつながります。

ウォシュレットの場合、温水便座の温かさを保ちつつ、消費電力を減らすことも可能です。

トイレの蓋が破損してしまった場合は、布ガムテープで応急処置を行ったあと、便座と一緒に新しいものに交換することをおすすめします。

ライフアドバンスジャパンでは、さまざまな種類のトイレを取り扱っており、交換・取付工事まで対応しますので、ぜひお問い合わせください。