和式をトイレリフォームする際に知っておきたいこと

和式をトイレリフォームする際に知っておきたいこと

トイレのリフォームにはいろいろな段階がありますが、和式トイレを最新の洋式トイレにリフォームするには、必要な商品と工事がたくさんあるため、その際に知っておきたいことをご紹介していきます。

トイレリフォームは、一般的に1便器本体代、2周辺商品代、3取付工事費、4内装工事費がかかる

トイレのリフォームの場合、どのような費用が必要になるかご存知ですか。

トイレリフォームは、人生においてそう何度も経験するものではありませんので、初めてトイレリフォームを経験する場合、流れも費用も想像できないという方がほとんどです。ここでは、気がかりな費用について、どういった目的にいくらくらいかかるものなのかご紹介します。

トイレのリフォームの費用を考える際には、総額で考えるのではなく、内訳を考えてみましょう。

リフォームの施行範囲によっても異なりますが、まず必要になるのが便器本体の費用です。

さらに内装などに手を加えれば、クッションフロアや壁紙などのトイレ周辺の材料費や商品代が必要になります。

さらに、トイレリフォームでは工事費が必要になることがほとんどです。壁紙の張替え程度なら自分でできるという方もおられるでしょうが、トイレの取り外しとなってくると専門家に任なくてはなりません。工事費にも内訳があり、取付工事費、取外し工事費、内装工事費、初めて温水洗浄便座にする場合は電気工事費も必要となってきます。これらの費用に、廃材処理費などの諸経費を加えると工事費全体となります。最近では手すりなどを設置してバリアフリー化をする工事も珍しくはありません。

マンションなどではトイレリフォームの約8割以上が50万円未満ですが、さらにリフォーム範囲を絞り、便器の交換のみの場合は20万円未満が相場です。トイレは狭い空間ですが、一日に何度も利用する場所です。どこまでの工事にするのか、費用や求める利便性などをよく考えてリフォームしましょう。

トイレリフォームは目的に合わせて選ぶのが重要。体への負担の軽減など、何のために必要かを考えよう

トイレをリフォームする際には、まずは目的を明確にしましょう。

高齢者の為にトイレをバリアフリー化するなら、身体の負担を考えて、手すりの取り付け、床の段差の解消、床材を滑りにくい物に取り換える、扉を引き戸にする、和式トイレの洋式の便器への取り替えなどが有効です。車いすで利用する事を考えると、スムーズに移動できるようにスペースの広さや便座の高さも変更する必要があります。トイレの位置が居間から遠い場合は、新たにトイレを設置するというやり方もあります。

家族で利用する場合は快適性を考慮して、温水洗浄便座をつけて温める、タンクレスにして見た目をすっきりさせる、棚を作って収納スペースを増やす等のリフォームがおすすめです。

最新のトイレ情報を収集したり、モデルルームや家電量販店でトイレを見ていると、あれもこれも取り入れたくなりますが、目的を見失ってしまうと、後から使い勝手がよくないと感じたり、予算オーバーしてしまうこともあります。トイレをリフォームする際には、何のために、あるいはだれのために、リフォームをしたいのかを明確にしてから、そのために必要なリフォーム方法を採り入れましょう。

バリアフリーを目的とした場合、介護保険、助成金などを活用して賢くリフォーム

バリアフリーリフォームにはさまざまな助成制度があることをご存知ですか。トイレをバリアフリー化したいけれど、お金が足りなくて諦めてしまう前にバリアフリーリフォームの際に活用できる制度ご紹介します。

たとえば、介護保険で要支援〜要介護に認定されている被保険者の自宅のバリアフリーリフォームを行うと、申請額20万円を限度に、その9割を支給してもらえます。
自治体によっては「高齢者・障害者住宅改修費支援制度」があり、介護保険と併用できる場合があります。

また、所得がある方の場合は、リフォーム工事代金やリフォームの為に組んだローンが所得税の控除になる場合やリフォームにかかった費用の支払った分が50万円以上である場合、工事完了翌年の固定資産税が、3分の1に減額される制度もあります。

あなたのお住まいの自治体ではどのような制度がありますか?制度をよく調べて活用し、お得に賢くトイレリフォームをしましょう。

家の構造によっては、別途工事費用、選択肢の制限などが発生する場合がある

同じ持ち家でも、戸建てとマンションでは自由度が違います。そのため、マンションの場合は、リフォームにもいろいろな制約がありそうだというのは、想像に難くありません。一方、戸建てなら何をしても大丈夫だと思い込んでいませんか。
実は、戸建てでも、リフォームに際し思いがけない制約を受けることがあります。では、戸建てでトイレリフォームが制約を受ける場合には、どのようなケースがあるでしょうか。
たとえば、トイレの増設を考えた場合、家の工法によっては壁を取り除いて部屋を増やす工事ができないこともあり、建ぺい率・容積率や隣家との関係などにより、床面積を増やすことができない場合もあります。
またトイレは水の使用が必要ないわゆる「水まわり」であり、家の構造や敷地の広さや位置などにより、配水管の設置や増設が難しい場合もあり、選択肢に制限が出てきたり、別途工事費用が必要なこともあります。
戸建てでトイレの増設やリフォームをしたい場合は、リフォーム会社とよく相談して、慎重に見積もりをとりましょう。

少なくとも2〜4件ほどの業者に見積もりを依頼して、それぞれの金額を比べよう

トイレのリフォームをする場合、希望内容と大まかな予算を立てておくことが大事です。

どのようなトイレにしたいのか、いくらまでなら出せるのかについて、家族で話がまとまったら、次に業者を決めます。

インターネットなどでおすまいの地域のリフォーム業者について調べたら、業者に見積を出してもらいましょう。業者に見積もりを頼む場合は、2〜4社の範囲で相見積をとるのがベストです。これが多すぎるとかえって時間もかかるので、予め候補に挙げておいた業者に絞りましょう。

注意点としては、見積もりの条件を同じにすること、他社の金額を公言しないことなどが挙げられます。リフォームには、商品代、部品代、工事費、廃材処理費、諸経費などが必要となってきます。「リフォームには定価が無い」といわれることもあるため、必ず出張見積をしてもらい、工事の後で追加費用などを請求されないようにすることが大事です。

トイレリフォームは相場を知り、予算を組み、相見積もりを取ることが大切

トイレのリフォームをしたいなら、どのような商品と工事にどのような金額がかかるのかという相場を知った上で、あなたのおうちのトイレはどうしたいのかを考え、予算を組みましょう。それから、リフォーム業者に見積もりを出してもらいましょう。この際、複数の業者から相見積もりを取ることが、業者選びに失敗しないためのコツです。しっかり調べたり考えたりして、失敗の無いトイレリフォームをしてください。