トイレを和式から洋式へリフォームする場合の費用や注意点

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トイレを和式から洋式へリフォームする場合の費用や注意点

昔は和式トイレが一般的でしたが、今では多くのご家庭で洋式トイレが取り入れられています。
ご家庭で和式トイレを使用されている方のなかには、洋式トイレへリフォームしたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。

そこで本記事では、和式トイレから洋式トイレへリフォームする場合にかかる費用や、事前に知っておきたい注意点を紹介します。
後悔しないリフォームを行いたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

洋式トイレの特徴

洋式トイレとは、便座に腰をかけるタイプのトイレのことです。
和式トイレと比べて、楽な姿勢をとることができるため、足腰が不自由な方でも安心して使用できるという特徴があります。

また、洋式トイレには多くの機能が搭載されています。
たとえば、脱臭機能や温水洗浄便座の機能などがあり、防臭や身体の冷えの予防に効果的です。

さらに、和式トイレは一度の洗浄で約16リットルの水を使用しますが、洋式トイレは約6リットルしか水を使用しません。
このように節水の効果もあるため、和式トイレから洋式トイレへリフォームすることで、水道代を削減することもできます。

和式トイレから洋式トイレへリフォームする場合にかかる費用と工事の内容

設置する洋式トイレのタイプによって、工事にかかる費用が異なります。

ここからは、リフォームにかかる費用の相場と、具体的な工事の内容を紹介します。

費用の相場

便器や便座、そしてタンクを自由に組み合わせられる、組み合わせトイレへリフォームする場合は、6万~22万円の費用がかかります。
一方で、これらが一体になっている一体型トイレにリフォームする場合の費用の相場は、20万~35万円です。

また、タンクが付属していないタンクレストイレというものもあります。
一般的に、トイレは水道の水をタンクに貯めて、タンク内の水で便器を洗浄しますが、タンクレストイレは水道から直接流れる水で便器を洗浄するという仕組みです。

和式トイレからタンクレストイレへリフォームする場合の費用の相場は、20万~60万円と、ほかのタイプのトイレと比べて高額になります。
そのため、できるだけ費用を抑えたいとお考えの方には、組み合わせトイレの設置がおすすめです。

工事の内容

和式トイレから洋式トイレへリフォームする場合、構造や配管の位置が異なるため、大がかりな工事になる可能性があります。
一般的な工事の内容は、以下のとおりです。

洋式トイレを設置するための工事の内容

  • 和式トイレの解体
  • 配管工事
  • 電気工事
  • 下地や内装工事
  • 洋式トイレの取り付け

工事には一般的に、1~5日間程度かかります。
工事のあいだはご家庭のトイレを使用できないため、コンビニエンスストアのトイレや、簡易トイレを使用しましょう。

和式トイレから洋式トイレへリフォームするときの注意点

和式トイレをリフォームする前に、洋式トイレを設置するスペースがあるのかどうかを確認しておくことが重要です。

洋式トイレを設置する場合、トイレ本体を置くスペースと足を置くスペースを確保しなければなりません。
そのため、トイレを設置する場所の面積が狭いと、和式トイレから洋式トイレへリフォームできないというケースもあります。

その場合は、内装工事にかかる費用は高くなってしまいますが、壁を取り外してスペースを広げるという工事を行うことで、洋式トイレを設置することが可能です。

リフォームを依頼したあとに、工事ができないという事態にならないように、洋式トイレを設置するだけの十分なスペースがあるのかどうかを確認しておきましょう。
また、自宅に合った工事の内容はどのようなものなのかということを、業者に相談しておくことも大切です。

洋式トイレを選ぶときのポイント

洋式トイレには、さまざまなタイプのものがあります。
洋式トイレを選ぶときのポイントを押さえて、ご家庭に合ったトイレを選びましょう。

ポイント①トイレのタイプごとの特徴を把握する

洋式トイレには、組み合わせトイレや一体型トイレ、そしてタンクレストイレというタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。

組み合わせトイレは、多くのご家庭で使用されているタイプのトイレで、便器や便座などを自由に組み合わせられるため、必要な機能が搭載されている便座を選ぶことが可能です。
一体型トイレは凹凸部分が少ないので、掃除がしやすいという特徴があります。

また、タンクレストイレの特徴は、背面にタンクがついていないことにより、スタイリッシュな見た目であるという点です。
水道から直接流れる水で便器を洗浄するため、連続して排水することもできます。

このようにトイレのタイプごとに特徴があるので、詳しく調べたうえで、どのタイプのトイレが使いやすいのかということを考えて選びましょう。

ポイント②展示場などで実際にトイレを見る

設置する洋式トイレを選ぶときは、展示場やショールームで実際にトイレを見て決めることがおすすめです。

インターネットやカタログなどでトイレを見るだけでは、使用するときのイメージがつきにくいでしょう。
実際に便座に座ってみることで、高さや使い勝手に問題がないかどうかを判断できます。

さらに、展示場やショールームに行くことにより、プロのアドバイザーにリフォームの相談ができて、より詳しい情報を得られます。
和式トイレから洋式トイレへリフォームしたいとお考えの方は、展示場やショールームに足を運んでみましょう。

洋式トイレのタイプごとにリフォームにかかる費用も異なる

いかがでしたでしょうか?

洋式トイレには、組み合わせトイレや一体型トイレ、そしてタンクレストイレというタイプがあり、タイプごとにリフォームにかかる費用も異なります。
多くのご家庭で使用されている組み合わせトイレのリフォームにかかる費用の相場は、6万~22万円です。

トイレのタイプごとに特徴も異なるため、ご家庭で話し合ったうえで、使い勝手のよい洋式トイレを設置しましょう。

ライフアドバンスジャパンでは、トイレの交換リフォームを行っています。
和式トイレから洋式トイレへリフォームしたいとお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


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