タンクレストイレのメリット・デメリットとは?後悔しない選び方を解説

タンクレストイレのメリット・デメリットとは?後悔しない選び方を解説

「タンクレストイレってデザインがいいからリフォームしたいけど、どんなメリット・デメリットがあるのか知りたい」

タンクレストイレは見た目がスッキリかつスタイリッシュな印象があるため、カタログやショールームで興味を持つ方も多いのではないでしょうか。
一方で、「タンクレストイレにするメリットがあるのか」や、「タンク付き(分離型や一体型)と性能面で違いがわからない」という声も少なくありません。

タンクレストイレにはメリットがある反面、設置条件や使い方によってはデメリットもあります。
そのため、デザイン性だけで選んでしまうと、後悔する可能性があります。

そこで今回は、『タンクレストイレの概要やメリット・デメリット』についてご紹介していきます。
後悔しない選び方についても解説していきますので、検討している方の参考になれば幸いです。

タンクレストイレとは?タンク付き(分離型や一体型)との違いについて紹介

タンクレストイレとは、名前の通り『タンクがないトイレ』のことで、タンクがない分スッキリとした見た目になります。

従来のトイレは、タンク内に溜まった水を使って洗い流す、タンク付きの構造が一般的でした。
タンクレストイレは、タンクがない分、水道から直接水を流して洗浄する仕組みになっています。

スッキリとした見た目のタンクレストイレは、掃除がしやすいのもポイント。
定期的な掃除は、長い目で見ると大きな負担になってくるため、少しでも楽にしたいご家庭で注目されています。

トイレにはタンクレストイレ以外にも、一般的に普及している分離型(組み合わせ型)や、タンク・便器・便座が一体になっている一体型トイレもあります。

タンクレストイレ、分離型・一体型トイレの主な特徴

タンクレストイレ・分離型(組み合わせ型)トイレ・一体型トイレの主な特徴について紹介していきます。

■分離型トイレ(組み合わせ型トイレ)の主な特徴

  • 便器とタンクと便座が別々に独立した構造のトイレで、多くのご家庭で普及している
  • それぞれのパーツごとに交換が可能なため、修理や交換費用が比較的安価に済ませられる
  • トイレ本体が安価な場合が多い
  • 他のタイプよりも掃除がしにくい
  • 他のタイプよりも大きめな見た目になるため、その分だけ圧迫感がある

■一体型トイレの主な特徴

  • 便器・便座・タンク(手洗い器)が一体となっていて、分離型よりもスッキリしている
  • 分離型トイレと違い、継ぎ目や凹凸が少ないため掃除がしやすい
  • 手洗い器のあり・なしを選べる
  • 分離型トイレと違い、基本的に部分的な交換ができない

■タンクレストイレの主な特徴

  • タンクがないトイレで、見た目がスッキリしている
  • タンク部分がないため、掃除がしやすい
  • 少量の水で流せるため、節水能力が高い
  • 水道と直結しているため、連続して水を流せる
  • 手洗い器がないため、設置する必要がある
  • 分離型トイレと違い、基本的に部分的な交換ができない
  • 水圧やスペースによっては、設置できない場合がある

このように、それぞれのトイレで特徴が異なります。
「どのトイレが一番いい」というものはありませんので、ご家庭に合わせたトイレを選ぶことをおすすめします。

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タンクレストイレのメリットとは?

タンクレストイレは、『タンクがない』という、他のトイレとは明確に違う強みがあります。

この強みを活かした、タンクレストイレのメリットについて紹介していきます。

■タンクレストイレのメリット

  • 空間がスッキリ見える、スタイリッシュなデザイン性
  • 掃除がしやすい
  • 節水性能が高い
  • 連続して水を流せる
  • 便利な機能が多い

それぞれ解説していきます。

空間がスッキリ見える、スタイリッシュなデザイン性

タンクレストイレのメリットとして、空間がスッキリ見えることです。

タンクがないことで圧迫感が減り、トイレの空間が広く感じられるようになります。
加えて、奥行きの寸法が10~20cmほど小さくなるのも、空間を広く見せるポイントです。

トイレの空間は限られたスペースになりがちなため、広く感じられるのは魅力的といえますね。

シンプルでスタイリッシュなデザインのタンクレストイレが多く、インテリアにこだわりたい方からも人気があります。

壁紙や床材などの内装や手洗い器、カウンターなどにもこだわることで、より一層ホテルライクな高級感のある空間を演出できるようになります。

掃除がしやすい

タンクレストイレは掃除がしやすいのもメリットになります。

タンクがないことで掃除の範囲が減り、拭き掃除がしやすくなります。
また、最近のトイレはフチなし形状や防汚加工など、掃除の手間を減らして負担を軽減する工夫が採用されています。

トイレ掃除は定期的に行うからこそ、『掃除のしやすさ』は満足度に直結しやすいポイントになりますね。
とくに共働き世帯や、掃除の手間を減らしたい方にとっては、大きなメリットといえるでしょう。

節水性能が高い

現在のタンクレストイレは、節水性能に優れたモデルが数多くあります。

従来のタンク付きのトイレと比べて水道直結型のため、少ない水量でも効率よく流せるよう設計されています。
一度に使用する水の量が少なくなることから、水道使用量(水道代)の違いを実感しやすくなります。

トイレは毎日何度も使う設備だからこそ、長期的に見るとランニングコストにも影響しやすい部分ですね。

連続して水を流せる

タンクレストイレですと、連続して水を流すことができます。

タンク付きのトイレの場合、水を流したらタンクに溜まるのを待たなければなりません。
タンクレストイレであれば水道と直結しているので、タンクに水が溜まるのを待つ必要がなく、すぐに流せるのがメリットになります。

便利な機能が多い

タンクレストイレには、便利な機能が多くついているのもメリットになります。

例えばトイレ掃除を楽にする防汚機能の他に、便座やノズル、便器を自動できれいにしたり除菌する機能や、脱臭、除菌、自動開閉など、数多くあります。

見た目だけでなく、高い機能面も魅力的です。

タンクレストイレのデメリットとは?

タンクレストイレにはメリットだけでなく、デメリットもあります。

良いところだけを見て選んでしまうと後悔することがあるため、デメリットも知って総合的に判断するようにしてください。

■タンクレストイレのデメリット

  • 手洗い器がないとトイレ内で手が洗えない
  • 水圧条件に左右される(設置できないことがある)
  • 停電時に制限が出ることがある
  • 便座のみなど部分的な交換ができない
  • 費用が高くなりがち

それぞれ解説していきます。

手洗い器がないとトイレ内で手が洗えない

タンク付きのトイレには基本的に手洗いがついていますが、タンクレストイレですと別途用意しなければなりません。

手洗い器がない場合は、手洗い器や配管・設置工事などが必要になるため注意が必要です。

水圧条件に左右される(設置できないことがある)

タンクレストイレは、水道から直接水を流して洗い流す構造のため、一定以上の水圧が必要です。

とくに築年数の古い住宅や高台に住んでいたり、マンションの上層階ですと水圧不足によって設置が難しい可能性があるため、必ず業者に現地調査を依頼して見てもらいましょう。

なお、タンクレストイレのなかには、TOTOのネオレストなどの低水圧に対応したモデルもあるため、水圧不足でも設置できるかどうか、現地調査の際に確認してみてください。

停電時に制限が出ることがある

タンクレストイレは、電気で動かす電磁版を使って水を流したり遮断するため、停電時は水を出すときに制限がかかってしまいます。

制限はかかりますが、多くのタンクレストイレは、停電時でも付属の手動レバーや電池ボックスに電池を入れることで水を流せます。
そのため、停電などの災害時の使い方については、事前に確認しておくようにしてください。

便座のみなど部分的な交換ができない

タンクレストイレは便座と便器が一体となっているため、便座が故障した場合は、便座のみ交換することは基本的にできません。
メーカーによっては交換できるケースもありますが、今のところ多くのタンクレストイレは便座のみの交換はできない状況です。

加えて、修理するときも高額な費用になることがあります。
場合によっては本体ごと交換する必要があったり、交換するのとほとんど変わらない金額になる可能性もあるため、注意が必要です。

費用が高くなりがち

タンクレストイレは、タンク付きのトイレよりも本体価格が高額になる傾向にあります。

とくに、自動開閉や自動洗浄など、様々な機能がついている機種ほど価格が高くなります。
加えて、手洗い器の追加工事が必要な場合は、より費用がかかるため注意が必要です。

タンクレストイレにしたいけど予算を抑えたいときは、『要望に合った、本当に必要な機能を選ぶ』ようにしましょう。

タンクレストイレの後悔しないおすすめの選び方を解説

タンクレストイレのメリットとデメリットについて紹介してきました。

タンクレストイレにもメリット・デメリットがあるため、後悔しないためにも、どのトイレを選ぶかの判断が重要になります。

住宅設備のリフォーム業者である当社がおすすめする選び方は、次のようになります。

■タンクレストイレがおすすめの方

  • スッキリしたトイレ空間にしたい方
  • トイレのデザインにもこだわりたい方
  • 掃除を少しでも楽にしたい方
  • 節水したい方

上記に該当する方は、タンクレストイレがおすすめです。

デザイン性を重視しつつ、節水で節約したり掃除を楽にしたいという要望は、長い目で見れば大きな満足感につながります。
10年以上トイレを使い続けるのであれば、空間(デザイン性)・負担の軽減・節水できるタンクレストイレをおすすめします。

一方で、タンク付きのトイレをおすすめする方は、次のようになります。

■タンク付きのトイレがおすすめの方

  • トイレリフォームの費用を抑えたい方
  • 最低限のシンプルな機能で十分な方
  • 停電時も安心して使いたい方
  • タンクレストイレの設置条件を満たせない方
  • 手洗い器を別途設置できない方

タンクレストイレは高額になりがちなので、費用を安く抑えたいのであれば、タンク付きのトイレがおすすめです。
また、水圧不足や、スペースの都合で手洗い器を別途設置できないなど、建物の都合により設置できない(または条件が厳しい)ケースがあります。

住宅の水圧やスペースによって選択肢が変わるケースがあるため、現地調査を踏まえた判断が必要ですね。

このように、タンクレストイレとタンク付きのトイレは、どちらが優れているというより、『何を重視するか』で選び方が変わります。
そのため、「絶対にこのトイレがいい」というものはありませんので、ご家庭に合わせたトイレを選ぶようにしてください。

どのようなトイレを選べばいいかわからないときは、カタログだけでなくショールームで実際のトイレを確認したり、リフォーム業者に相談して判断材料にしましょう。

住宅設備のリフォーム業者であるライフアドバンスジャパンでは、トイレのリフォームを承ります。
「自分に合うトイレが分からない」、「どんな業者に依頼すればいいかわからない」と感じた方は、当社にご相談ください。

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【まとめ】タンクレストイレのメリット・デメリットを踏まえて、後悔しないトイレ選びをしていきましょう

タンクレストイレにはメリット・デメリットがあるため、必ずしもすべての方におすすめできる製品ではありません。
加えて、水圧不足や手洗い器の設置スペースなど、条件によってはタンクレストイレが厳しい場合もありますので、必ず現地調査を踏まえて判断してください。

トイレ選びで後悔しないためにも、カタログだけでなく、ショールームでトイレを見学したり、リフォーム業者に相談・現地調査を依頼することをおすすめします。

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