お風呂のリフォームする際のデメリットは?知っておくべきこととは

お風呂のリフォームする際のデメリットは?知っておくべきこととは

お風呂のリフォームにはメリットの他に、意外に知られていないデメリットがあります。
リフォーム後に「知っていればよかった!」とならないように、知識を得ましょう。

在来工法の場合、完成までに2~3週間もかかる

在来工法のお風呂のリフォームはどれぐらいの工期がかかるのでしょう。

在来工法によるお風呂の特徴は、コンクリート打ちされ、表面にはタイルや木が使われるのが一般的です。
このようなお風呂をリフォームする場合、ユニットバスなどと比べて設計面の自由度は高くなります。一方で、工期がかかり予算的に高くつくというデメリットもあります。
通常のリフォームで2~3週間はかかるというのが一般的で、その間はお風呂が使えませんので注意しなければなりません。

在来工法の場合、解体廃材の処理に費用がかかる

現在の浴室がユニットバスか在来工法かで、工事の仕方も解体費用も大きく変わります。
ユニットバスの場合は、組み立て式のパネルなので外していくだけの単純な作業で終了です。
そのため在来工法に比べて手間もかかりませんし、排出する廃材も少ないので運搬処分の費用も安く済みます。
その業者やグレードにもより異なりますが、2人で外して廃材を処分する場合8~15万程度となります。

一方で、現在の浴室が在来工法であればモルタルを敷いた床や壁をピックで斫る(はつる)ところからになるので解体だけでも3日程度かかる事があります。
広さや材質によって異なりますが廃材処分代も含めて、解体費用は15~30万程かかってしまう事もあります。
作りにもよりますが、在来工法の場合ユニットバスより費用が高めになることが多いので、注意しましょう。

ユニットバスの場合、選択肢が狭くなる

ユニットバスは浴室を構成する床、天井、壁、ドア、浴槽などをあらかじめ工場で製造し、現地でそれらを組み立てていく工法を取ります。
ホテルのようにトイレがこれらに加わる場合も珍しくありません。
メリットとしては、工期が短く、リフォーム費用が抑えられ、断熱性に優れるといったことがあります。

しかし、規格品のためメーカーが扱っているタイプの中から選ばなくてはならず、設計面での自由度がありません。
また、浴室の形状や大きさによっては、さらに選べるタイプは少なくなることもあります。
ユニットバスにリフォームするデメリットのひとつが選択肢の少なさという点でしょう。
もし規格にない手すりなどのオプションを加えたい場合は、別途料金が加算されることになるので注意してください。

ハーフユニットバスは素材によってはメンテナンスに手間がかかる

ユニットバスと造作の組み合わせであるハーフユニットバスの魅力についてご存知ですか。
それは、防水が特に必要となる浴室や床などには防水効果の高いユニットバスの部材を使い、壁や天井、水栓、ドアなどは好きな素材やデザインにできるタイプです。

しかし、ユニットバスより自由度が増すという点はメリットではありますが、デメリットもあります。
それは、木材を使うとカビが生えやすいという点です。
水を掛けすぎないよう気を使う必要があり、カビを生えにくくする表面塗装は効果が通常5年程度なので再塗装しなければなりません。
さらに、それまでの5年間カビが全く生えないわけではありません。

塗装がとれてしまうのであまりこすることもできず、もともとカビの生えやすい素材ではカビの発生を防ぐ為に入浴後は毎回水滴を拭き取るなどの一手間が必要になってしまいます。

お風呂のリフォームにもデメリットがある!

工期が長い場合がある、解体廃材処理費が高い、メーカー取扱商品数が少ないので選択肢が狭い、といったデメリットについても目を向けましょう。
これらとメリットを比較してリフォームを行うかどうか、考えましょう。


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