給湯器の故障ではないかも? お湯の温度が安定しない原因とは

シャワーや洗い物をしていて、「お湯の温度が安定しない」と感じたことはありませんか? ぬるいお湯が出てきたときに真っ先に考えるのが給湯器の故障ですが、実はそれ以外にもいくつかの原因があるのです。
原因をしっかり特定しないままに給湯器の修理や交換をしてしまうと、せっかく修理しても温度が安定しないままになってしまいます。
今回は、お湯の温度が安定しない場合に考えられる原因とその対処法についてお話します。

お湯がぬるくなってしまう原因は?

お湯の温度がなかなか安定しないという際に、給湯器の故障以外で考えられる主な原因をご紹介いたします。
給湯器や蛇口のタイプ等、家庭の環境によって原因はさまざまなため、正しく見極めて対応しましょう。

■冷水サンドイッチ現象
「お湯の出はじめに温度が安定しない」原因として考えられるのは、冷水サンドイッチ現象です。
冷水サンドイッチ現象は、瞬間型の古い給湯器を利用している場合に起こります。
瞬間型の給湯器では、冷たい水を「熱交換器」を通過させることで温めてお湯を作っており、一度シャワーを止めると給湯器への給水と内部のバーナーの燃焼は停止します。
そのため、再びシャワーを出した際に、まずは停止した際の余熱で温められた高温のお湯が、続いてバーナーの燃焼前に流れてしまった冷たい水が出てきてしまうのです。
冷水サンドイッチ現象は給湯器の型の問題なので、適温になるまでお湯を出しっぱなしにするなどして対応してください。

■混合栓の故障
温度調整機能付きの混合栓の場合、温調カートリッジの故障が原因でお湯がぬるくなってしまう場合があります。
キッチンや洗面所ではしっかりとお湯が出てくるのにシャワーだけがぬるくなってしまうといった場合は混合栓の故障を疑いましょう。

■水圧の変化
蛇口には、サーモスタット式やハンドル式などのいくつかの種類があります。
ハンドル式の水栓には温水用の蛇口と冷水用の蛇口が2つついており、それぞれの蛇口のひねり具合で温度を調整する仕組みです。
このタイプは、同時に他の場所で蛇口を使用することで水圧が変化してしまうため、お湯と水のバランスが崩れることで温度も変化してしまいます。
お風呂場とキッチンなど、2か所で同時に蛇口を使わないようにする、サーモスタット式の蛇口に変えるなどの対策が必要です。

■ガスメーターの故障
燃焼するものの給湯器がすぐに消えてしまう、設定温度を上げたときだけ消えてしまうなどの場合、ガスメーターやガスの配管に問題が起きている可能性もあります。
あまりないケースですが、給湯器事態に不調が見られなかった場合は、ガス会社へ連絡して修理してもらうようにしましょう。

お湯の温度が安定しない! という場合は、まずは蛇口のタイプや給湯器のタイプなどから原因を探ってみましょう。
上記のどれにも当てはまらない場合はやはり給湯器の不調が考えられるため、修理や交換などの対応を行ってください。