給湯器交換はどこに頼むべき?後悔しない工事業者の選び方6選

給湯器

# 豆知識

給湯器交換はどこに頼むべき?後悔しない工事業者の選び方6選

「そろそろ給湯器の交換をしたいけど、どこに頼むのが正解なんだろう?」

耐用年数を超えて使用していたり、たびたび故障したりする給湯器は、交換するタイミングになります。
給湯器は日々の生活になくてはならないものですから、交換工事で失敗したくはないですよね。

本記事では給湯器のタイプや、信頼できる工事業者の選び方を解説します。
「後悔しない給湯器交換をしたい!」とお考えの方は、ぜひ本記事を最後までお読みください。

給湯器を交換する前に…給湯器の種類は?

給湯器には主に4つの種類があります。
給湯器の交換の前に、それぞれの特徴を覚えておきましょう。

種類①ガス給湯器

ガス給湯器は、ガスが燃焼する熱によってお湯を沸かす仕組みの給湯器であり、市場に広く普及しています。

一度に大量のお湯を作り出せることを特長としており、耐用年数は10年前後です。

種類②電気温水器

電気温水器とは、電力で水を温める方式の給湯器のことを指し、総じて光熱費を安く抑えられるというメリットをもちます。

電気温水器は、下記のとおり「瞬間式」と「貯湯式」の2つに大別されます。

電気温水器の種類

種類 特徴 備考
瞬間式 利用時にその都度お湯を作る 省スペースだが、一度に大量のお湯を使いたい場合には不向き
貯湯式 あらかじめお湯を作り、タンクに貯めておく お湯を連続して使用できるが、場所をとってしまう

種類③エコキュート

「エコキュート」も、電気温水器の一種ですが、先述したものとは、お湯を作り出すメカニズムにおいて違いがあります。

電気温水器はヒーターへ通電、発熱させてお湯を作る一方で、エコキュートは“ヒートポンプ”を動かし、大気から取り出した熱で水を温め、お湯を作り出しています。
ヒートポンプとは、主に大気から熱を取り出し、利用するためのポンプのことです。

エコキュートには、エネルギーを効率よく利用でき、光熱費を抑えられるというメリットがあります。

種類④石油給湯器

石油給湯器は、寒冷地で多く利用されている給湯器です。
東京をはじめとする大都市圏にお住まいの方には、あまり馴染みがないかもしれません。

ガス給湯器の仕組みと基本的に同じで、ガスの代わりに石油(灯油)を燃料として使います。
お湯を貯めておける貯湯式と、都度お湯を作り出す瞬間式の2つの方式に分けられます。

ガス給湯器や電気温水器と比べて、光熱費を抑えられるのは特筆すべきポイントです。
しかし、定期的に灯油を補充しなければならず、手間がかかり、ニオイや引火の危険性もある点には留意しておきたいところです。

給湯器のタイプの選び方(マンション・戸建て)

続いて、交換後に取り付ける給湯器のタイプを選ぶ際の、判断ポイントを紹介します。
タイプによっては、ご自宅に設置できないというケースもあるので、必ず事前に確認しておきましょう。

マンション(集合住宅)にお住まいの場合

アパートやマンションなどの集合住宅では、取り付けられる給湯器のタイプに制限がある場合が多いので、注意が必要です。
基本的には、現在設置されている給湯器と同じタイプや種類のものしか、取り付けられません。

下記は、一般的に集合住宅に取り付けできる給湯器の3つのタイプです。

集合住宅で取り付け可能な給湯器のタイプ

  • 壁掛けタイプ(ベランダ設置用):ベランダの壁に設置
  • PS設置標準タイプ:玄関ドアの外に設置
  • PS扉内設置タイプ:ガスのパイプスペース内に設置

壁掛けタイプ(ベランダ設置用)は、狭いスペースにも設置できます。

PS設置標準タイプは、機器の外面が壁から露出していることが特徴です。

PS扉内設置タイプはガスのパイプスペース内に設置されるので、共用部である廊下からは目視できません。
そのため、状態を確認する際は、パイプスペースの扉を開ける必要があります。

戸建て(一軒家)にお住まいの場合

集合住宅とは異なり、一軒家の場合は、現在お使いの給湯器から、別のタイプへの変更もできます。
下記は、一軒家への取り付けが可能な、給湯器の3つのタイプです。

一軒家で取り付け可能な給湯器のタイプ

  • 壁掛けタイプ(戸建て用):住宅の外壁に設置
  • 据置タイプ:屋外の地面に設置
  • 浴槽隣接タイプ:浴室付近の屋外の地面に設置

壁掛けタイプ(戸建て用)の配管は本体の下へと延びており、モデルによってはカバーで覆われているので、目視できません。

据置タイプ浴槽の特徴としては、浴槽の循環口が1つであるという点が挙げられます。

浴槽隣接タイプの外見は、据置タイプと似ているものの、浴室の循環口が2つあるという特徴を持ち、この点で両者は見分けられます。

給湯器の交換はどこに頼めば良い?信頼できる業者の種類

ご自宅へ設置できる給湯器のタイプを押さえたところで、設置工事を任せられる5つの業者をお伝えしましょう。

業者➀給湯器の専門業者

給湯器の専門業者は言わずもがな、その道のプロです。
給湯器の交換や修理の実績および経験が豊富であり、安心して工事を任せられます。

24時間365日対応してくれる業者もおり、スピーディーさが魅力です。
また見積もりが無料、かつ安く工事を行ってくれるところも多くあります。

そのため、給湯器交換の依頼先として、真っ先に検討しておくべき業者と言って差し支えないでしょう。

このコラムを執筆している「ライフアドバンスジャパン」も、給湯器の交換工事を行っておりますので、交換する際はぜひご検討いただければと思います。

業者②給湯器のメーカー

給湯器を製造しているメーカーにも、取り付け工事は依頼できます。
製品を熟知しており、また保証も手厚いので安心です。

しかし、給湯器工事の専門業者と比べると、工事費は割高になる傾向にあり、この点はデメリットといえるでしょう。
また一般的に夜間・祝日は対応してもらえないというのも難点です。

なお給湯器メーカーに取り付けを依頼するのであれば、あらかじめ、設置する給湯器のメーカーや型番を決めておかなければなりません。

業者③ホームセンター

ホームセンターをはじめとする、給湯器の販売会社も、交換を行ってくれます。

店内の売り場で、給湯器の大きさやデザインを実際に見比べながら選べます。
また、不明点があればスタッフにその場で聴けるのも利点です。

一方で、ホームセンターは実際の給湯器の交換工事を、別の業者に外注します。
そのため、ご自身で依頼する工事業者を選ぶことはできず、どのような担当者が工事を行うのかは、当日までわからないという不安も残ります。

業者④リフォーム会社

住宅リフォームを専門とするリフォーム会社でも、給湯器の交換を行ってくれる場合があります。

ただし、メイン事業は住宅の改装・改築と、大規模な工事であるため、給湯器の交換工事単体での施工事例は、多くはありません。

たとえば、「浴室リフォームとセットで給湯器も交換したい」という場合は、リフォーム会社に依頼するとよいでしょう。
リフォーム後の浴室に合った給湯器の提案や設置を一貫して行ってくれるので、費用が抑えられ、複数の業者へ別々に工事を発注するという煩雑さからも解放されます。

業者⑤ガス会社

ガス給湯器をお使いであれば、契約しているガス会社にて給湯器の交換を行ってもらうことも1つの手です。

ガスの専門家であるため、安心して作業を依頼できます。

一方で、契約しているガス会社以外へは給湯器交換を依頼できないほか、工事の割引率が低く費用がかさみがちになるというマイナス面もあります。

後悔しない給湯器の交換業者の選び方6選

最後に、給湯器の交換を依頼する際の、業者選定の6つのポイントをお伝えします。
ご参考のうえ、安心して任せられる業者をお探しください。

ポイント①施工実績が豊富である

安心して給湯器の交換を任せられる業者を選ぶための指標としては、施工実績の数が挙げられます。

施工実績が豊富であれば、技術も信頼できるといえるでしょう。
また、実績が多ければ、それだけ選ばれる理由があるとも考えられます。

不慣れな業者だと施工のクオリティに不安が残り、工事後、水漏れや火災などのリスクもないとはいえません。

施工実績は、業者のWebサイトに記載されている場合が多いので、より具体的な実績数が記載されている業者をピックアップしてみてください。

ポイント②電話対応に好感が持てる

施工実績数を参考に、信頼できそうな業者を選んだら、電話で問い合わせてみましょう。
この際の対応にも注目してみてください。

具体的には、対応が丁寧かどうかや、故障の状況に関して詳しくヒアリングしてくれるかなどの観点です。

初回対応のクオリティが高ければ、工事のクオリティや工事スタッフの対応にも期待が持てます。

ポイント③見積もりがわかりやすい

工事の見積書の内容が、明確に記載されているかどうかという点も、信頼できる業者選びを行う際の重要な判断ポイントです。
部品の価格や取り付け費用などが、紙面上で細かく提示されているかを確認してみてください。

ざっくりとした見積もりを鵜呑みにしてしまうと、「工事費用に給湯器の価格が含まれておらず、見積もりより高い金額を請求された」という事態にもなりかねません。

そのため、見積書は入念に確認したうえで、明確な内訳を提示してくれる業者を選びましょう。

ポイント④迅速に対応してもらえる

給湯器の故障により交換を検討しているのであれば、不便を避けるためにも、スピーディーに対応してくれる業者を選んでおきたいところです。
また、故障したまま放置すると、お湯を使えないだけではなく、漏水や火災の原因ともなりかねません。

業者によっては、24時間365日対応を行っており、即日駆けつけてくれるところもあります。

ポイント⑤保証やアフターサービス制度が充実している

保証やアフターサービス制度の充実度合いも、重要な要素です。
給湯器は水道管やガス管とつながっている複雑な機器であるため、交換後すぐの故障もありえます。

そのような場合に保証やアフターサービス制度に加入していないと、都度費用が発生し、家計を圧迫してしまいます。

業者選びの際は、保証やアフターサービス制度の有無や、具体的な内容も確認しておきましょう。

ポイント⑥口コミでも評価されている

Web上に掲載されている口コミも、業者選定の参考にしてみてください。
口コミを見れば、スタッフ対応の善し悪しや、サービス品質を推し量れます。

第三者からの客観的なフィードバックを得られる数少ない方法なので、ぜひ先述のポイントとあわせて、業者選びにお役立てください。

後悔しないためには給湯器の交換業者の見極めが重要です

本記事では、給湯器交換を検討されている方に向けて、給湯器の選び方を中心に、信頼できる業者の選定方法も紹介しました。

一軒家と集合住宅とでは、交換・設置できる給湯器のタイプに違いがあるので、事前に確認しておかなければなりません。
後悔しないためにも、口コミや実績数、電話対応などを参考に、信頼できる業者を選び、給湯器の交換工事を依頼しましょう。

株式会社ライフアドバンスジャパンは、横浜・川崎エリアを中心に給湯器の交換を低価格で行っております。
お見積もり・現地調査は無料なので、ぜひお気軽にメールもしくはお電話でお問い合わせください。


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