冬に多発?! 給湯器から出るお湯が白いのはなぜ?

冬に多発?! 給湯器から出るお湯が白いのはなぜ?

寒い時期になると、給湯器から出てくるお湯が白く濁って見えることはないですか?
突然白濁したお湯が出てくると、「給湯器の故障? それとも水質に問題があるの?」と悩んでしまいますよね。
いったいなぜ、白く濁った水やお湯が出るようになってしまうのでしょうか?
今回は、寒い時期に給湯器のお湯が濁ってしまう原因と安全性についてお伝えします。

お湯が白くなる原因は「空気」

給湯器から出るお湯が白く濁っている場合に考えられる主な原因は「空気」です。
コップに水やお湯を入れてすぐは白く見えても、時間が経つと徐々に透明になっていきます。勢いよく出すことにより水が空気を吸い込み、小さな気泡がたくさんできることで白く見えてしまうのです。
また、給湯器でお湯がつくられる際、水の温度が急激に高くなったときも同じような現象が起こります。

時間を置いてもお湯が透明にならない場合

コップに入れた水やお湯がしばらく経っても透明にならない場合は、亜鉛メッキ鋼管を給水管として使用している可能性があります。
亜鉛メッキ鋼管の亜鉛が溶け出すことで、出てきた水が白かったり、お湯を沸かした際に白くなったりすることがあるのです。
これは、給水管を数時間以上使わなかったときに起こりやすく、朝一番に蛇口をひねったときに出ることが多くなっています。

水やお湯が白く濁っていても安全に飲むことができます

給湯器から出る水やお湯が白く濁っていても、健康に悪影響を与える心配はありません。
亜鉛メッキ鋼管により白く濁っていたとしても、人の健康面に影響を与える可能性は極めて低いとされています。
もともと亜鉛は身体に必要なミネラルであり、炭水化物やたんぱく質の代謝、およびホルモン活性に欠かせません。事故などで大量に摂取した場合を除き、亜鉛は自然に体外に排出されるため、安心して水を使用してください。
ただし、亜鉛が溶け出すことで濁った水は味が悪くなっていることがありますので、朝一番の水は飲む以外の用途に使用することをお勧めします。

冬に多発?! 給湯器から出るお湯が白いのはなぜ?

いかがでしたか?
蛇口から出る水や、給湯器から出るお湯が白くて気になる場合でも、コップに入れてすぐに色が透明に変わるものは、空気や熱による自然現象なので心配する必要はありません。
時間が経過しても水の色が変わらない場合は水をしばらく流しっぱなしにしておき、透明になってから使用してください。
濁りがどうしても気になるのであれば、給水管を亜鉛メッキ鋼管以外の物に替えることを検討してみるのも良いでしょう。