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お風呂リフォームでバリアフリー化するには?悩み別のポイントを解説

お風呂リフォームでバリアフリー化するには?悩み別のポイントを解説

「バリアフリー化を検討しているけど、ユニットバスのリフォームではどういったことができるの?」

ご家族の高齢に伴い、リフォームでバリアフリー化するご家庭が増加傾向にあります。
当社においても、浴室のリフォームでバリアフリーを検討する方からたくさんのご相談をいただいております。

お風呂のリフォームを検討するにあたり、浴室ではどんなバリアフリーができるのか気になりますよね。

今回は、ユニットバスのリフォームを検討している方に向けて、『バリアフリー化する理由や、悩み別のバリアフリー化のポイント』についてご紹介していきます。
浴室リフォームで不安に感じる方が多いと思いますので、少しでも参考になれば幸いです。

【高齢者向け】お風呂リフォームでバリアフリー化する理由とは?

お風呂のリフォームで、バリアフリー化する理由は、主に2つになります。

  • 浴室内の事故を防ぐため
  • 浴室内の介護(入浴介助)をしやすくするため

高齢者の浴室内の死亡事故の件数は年々増加傾向にあり、溺水に関する事故においては、交通事故の2倍以上とも言われています。
このように、お風呂に関する高齢者の事故が多いため、浴室のバリアフリー化が重要視されています。

とくに転倒や溺水が多く、これらは高齢者の三大死亡理由の2つに該当するため、転倒防止の手すりや滑りにくい床や浴槽、出入りしやすい浴槽などのバリアフリー化が必要となります。

また、洗い場を広くしたり、出入口の段差を解消したり、浴槽を跨ぎやすくすることで、介護(入浴介助)がしやすくなるのも、バリアフリー化する理由に含まれます。

浴室リフォームの多くは、耐用年数である15年~20年ごとに行うことが多いため、前回のリフォーム時には必要なかったバリアフリーが、次のリフォームでは必要になることも。
高齢者が安全・快適に入浴するためにも、浴室のバリアフリー化を検討していきたいですね。

悩み別のお風呂リフォームのバリアフリー化を7つご紹介

高齢者の浴室に関する悩みは多岐にわたります。
次のようなよくある悩みと、悩み別のバリアフリー化のポイントもセットでご紹介します。

■浴室にまつわる高齢者の悩み

  1. 滑って転倒しそう
  2. 浴室の出入口でつまづきそう
  3. 座ったり立ち上がるのが辛い(洗い場・浴槽)
  4. ヒートショック対策をしたい
  5. 緊急時にすぐに対応してもらいたい
  6. 浴槽の出入りを楽にしたい
  7. 浴室ドアに関する悩み

それぞれ詳しく解説していきます。

悩み1:滑って転倒しそう

浴室にまつわる高齢者の悩みで最も多いのが、転倒です。
床が濡れていたり、カビや皮脂などの汚れ、石鹸などの残った泡で足を滑らせてしまい、転倒するケースが多く、高齢者の浴室における事故原因のトップになります。

また、浴槽から立ち上がる際にも足を滑らせるケースがあるため、洗い場だけでなく、浴槽でも注意する必要があります。

■バリアフリー化のポイント

ユニットバスの壁の至るところ(洗い場や浴槽まわり)に、手すりを設置するのが一番おすすめです。
手すりに掴まりながら移動することで、万が一足を滑らせてしまっても、転倒を防げる可能性が高まります。

また、ユニットバスによっては滑りにくい床材や浴槽がありますので、そういった浴室を選ぶのもおすすめです。

悩み2:浴室の出入口でつまづきそう

高齢者のよくある悩みとして、「浴室の出入口の段差でつまづきそうになる」もあります。

本来、出入口の段差は、浴室内のシャワーなどの水が脱衣所の方に流れないためのものです。
しかし、高齢者にとっては、ちょっとした段差でもつまづいてしまうため、リフォームで解決したいという相談が多く寄せられております。

また、車椅子の場合も、出入口に段差があると、浴室に出入りするのが大変になってしまいます。
高齢者の転倒防止や介護のためにも、浴室の出入口はフラットにしたいところ。

■バリアフリー化のポイント
浴室の出入口の段差は、リフォームで解消することができます。
20cmほど高さの、またぐような出入口であっても、段差を解消してフラットにすることが可能です。

脱衣所側より浴室側の方が低い場合は、『TOTOの浴室すのこ カラリ床』などを設置することで、浴室の段差を解消できます。

他にも、出入口にスロープを設置することで、段差をなくすことができます。
スロープでも車椅子で浴室に入れますので、浴室の段差を解消したい場合は検討してみてください。

悩み3:座ったり立ち上がるのが辛い(洗い場・浴槽)

「洗い場や浴槽で座ったり立ち上がるのが辛い」という悩みも多くあります。

浴槽で座っている状態から立ち上がるのが辛く、浴室から出るのが遅くなってのぼせてしまったり、立ちくらみをして転倒してしまうことも。

高齢者にとって、座ったり立ち上がるのは大きな負担がかかるため、対策する必要があります。

■バリアフリー化のポイント
洗い場と浴槽ともに、手すりを複数箇所に設置することで、立ち上がりや座るのをサポートできます。

また、洗い場のイスを高さのあるものにすることで、座ったり立ち上がるのが楽になります。
浴槽についても、バスリフト(浴槽内昇降機)を導入することで電動で昇降するため、入浴をサポートできます。

悩み4:ヒートショック対策をしたい

冬になると多くなる浴室の事故が、ヒートショックになります。
ヒートショックは、暖かい場所から寒い場所に移動するなど、急激な寒暖差によって血圧が大きく変動してしまい、立ちくらみや心筋梗塞、脳卒中、失神などを引き起こしてしまいます。

浴槽で温まった状態で立ち上がり、ふらついて転倒してしまうことも、このヒートショックが一因となります。

ヒートショックは高齢者に多く、高血圧や糖尿病、持病がある人、飲酒などによっても起こり得るため、若い人でも対策が必要です。

■バリアフリー化のポイント
ヒートショック対策をするためには、浴室暖房乾燥機を設置するのが一番おすすめです。

浴室暖房乾燥機を導入することで、浴室と脱衣所を暖めることができるため、寒い日もヒートショックのリスクを軽減します。

浴室に窓がある場合は、リフォームで二重窓にすることで、窓の断熱性を上げたり、すきま風を防ぐことができます。
他にも、窓自体を塞ぐことで、根本的にすきま風を解消できるため、浴室の窓にメリットを感じられない場合は検討してみてください。

ヒートショックの原因や予防方法について知りたい方は、『こちらの記事』で詳しく解説しています。
こちらも読まれてます:【命を守る】お風呂のヒートショック予防12選!寒い冬に多い原因も解説

悩み5:緊急時にすぐに対応してもらいたい

高齢者の入浴中に、ヒートショックや転倒などの緊急事態が発生する可能性があります。
そういった事故は、一刻の事態を争うことが多いため、少しでも発見を早めるための対策が必要になります。

■バリアフリー化のポイント
浴室から緊急を知らせる方法として、『緊急呼び出しボタン(介護用ブザー)』を設置するのがおすすめです。
この呼び出しボタンは、工事不要(後付け可能)でも設置でき、防水仕様のタイプならお風呂場でも安心して使用できます。

設置位置は、浴槽付近の壁面で床面から100cm~120cmほどですと、浴槽や洗い場からボタンに手が届きやすくなります。

設置後は、動作確認をしっかり行うようにしましょう。
また、緊急時に正常に作動しなかったということが起こらないよう、定期的に動作確認をしておくようにしてください。

悩み6:浴槽の出入りを楽にしたい

浴槽をまたぐのが辛いのも、高齢者にとって大きな悩みになります。
浴槽をまたぐ際にバランスを崩してしまい、転倒する事故も起きています。

浴槽が高くて足を上げるのが辛かったり、バランスを崩したり、濡れている床に足を滑らせてしまう事故が多く発生しておりますので、またぎやすくする工夫が必要になります。

■バリアフリー化のポイント
浴槽の出入りを楽にするためには、手すりを設置し、浴槽が低めのタイプにするのがおすすめです。

手すりにつかまりながらまたぐことで、転倒のリスクを減らしたり、身体の負担を軽減することができます。
さらに、浴槽の深さが30~40cmほどのタイプを選ぶことで、高齢者でもまたぎやすくできます。

浴槽が浅いと溺れるリスクも減らせるため、手すりの設置とセットで検討してみてください。

悩み7:浴室ドアに関する悩み

浴室ドアが玄関ドアのような開き戸タイプの場合、開閉スペースが広く必要になります。
もし洗い場で転倒してしまった際に、脱衣所の方から浴室に入ろうとしても、ドアが開かず助けられないといった問題が起こります。

また、車椅子で出入りする必要がある場合も、開き戸ですと、車椅子によって開閉スペースが確保できない場合があります。

引き戸のような横にスライドするタイプのドアも、閉めるときに指を挟んでしまったという事故が発生しています。

このように、浴室ドアに関する悩みも多くあります。

■バリアフリー化のポイント
浴室ドアに関する悩みは、ドアを変えることで解消できます。

浴室ドアには、開き戸・折れ戸・引き戸の3種類ありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。

【開き戸】
開き戸は玄関のドアを開けるような感じで開閉でき、掃除がしやすいのがメリットです。
しかし、開閉するスペースが必要になるのと、洗い場で転倒した場合、助けを求めても開閉しきれず浴室に入れなくなってしまう可能性があるため、バリアフリーの観点ですとおすすめできません。

【折れ戸】
折れ戸は開き戸よりも開閉するスペースが少なく済むのと、費用を抑えられるのがメリットです。
デメリットは中折れ部分が故障しやすいのと、長年使っていると、サビや歪み、変形などで開閉しづらくなる場合があります。

【引き戸】
引き戸は開閉するスペースが一番少なくて済みますし、軽い力で開けやすいのがメリットです。
ですが、閉じるときに指を挟んでしまう可能性があったり、横にスライドするスペースが必要になり、開き戸や折れ戸よりも費用がかかってしまいます。

バリアフリーとしておすすめの浴室のドアは、開閉のしやすさや指を挟みづらさ、開閉時の洗い場スペースの確保、費用などを考えると、『折れ戸』になります。

車椅子で出入りすることを考えると、費用はかかりますが、開閉の妨げになりにくい引き戸もおすすめですね。

【まとめ】事後が起きる前に、バリアフリーのリフォームで予防しましょう

高齢化社会に伴い、浴室のバリアフリー化を求める相談が、年々増加傾向にあります。
溺水や転倒、ヒートショックは特に問題視されており、浴室に関する事故の対策は必須となります。

1人で安心して入浴するためにも、あらかじめバリアフリー化を行い、事故を未然に防ぐようにしましょう。

当社でも、浴室のバリアフリー化のリフォームを承っておりますので、横浜市や川崎市などの神奈川エリアや、東京23区にお住いの方は、ぜひご検討ください。

ライフアドバンスジャパンでは、お風呂リフォームにかかる費用の見積もりや現地調査を無料で行っています。

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