お風呂の寒さ対策8選!浴室が寒い原因と対策グッズも解説

「冬になるとお風呂場が寒い…何か対策できないかな」
冬になると、お風呂場の寒さで悩みますよね。
当社においても、冬場の浴室の寒さについて、たくさんのご相談をいただいております。
浴室が寒いとヒートショックの危険性が高まり、命に関わる事故になることも。
そのため、お風呂場の寒さ対策をする必要があります。
今回は、お風呂場の寒さに悩んでいる方に向けて、『浴室が寒くなる原因と対策方法』についてご紹介していきます。
ヒートショックにならないためにも、この記事で少しでも参考になれば幸いです。
お風呂が寒い原因とは?
冬にお風呂場が寒いと、入浴するのが辛いですよね。
お風呂場が寒くなる原因は主に4つありますので、1つずつ紹介していきます。
■お風呂が寒い原因
- 原因1:窓の断熱性が低かったりすきま風がある
- 原因2:タイル張りの床など、冷えやすい床材である
- 原因3:お風呂場の断熱性能が低い
- 原因4:浴室暖房乾燥機など、浴室を暖める機能がない
原因1:窓の断熱性が低かったりすきま風がある
浴室に窓が設置されていると、窓の断熱性が低かったり、すきま風によって寒くなる可能性があります。
たとえ浴室の壁に断熱材が入っていても、窓が1枚のガラス素材であれば、そこから冷気が伝わって浴室が冷えてしまいます。
また、浴室暖房乾燥機の暖房機能を使っているにも関わらず、お風呂場が暖まりにくいことがありますよね。
これはコールドドラフト現象といって、暖かい空気が冷たい窓に触れて冷やされてしまい、床に向かって冷気が流れてしまいます。
暖かい空気は上に流れますが、冷たい空気は下に流れやすくなるため、足元を中心に寒さを感じてしまうのですね。
このように、窓の断熱性が低かったり、すきま風やコールドドラフト現象が寒さの原因となります。
原因2:タイル張りの床など、冷えやすい床材である
在来工法の浴室などのタイル張りの床や、断熱性の低い床材ですと、浴室の温度以上に寒く感じてしまいます。
浴室は裸足で入るため、床のヒヤッとした冷たさが直に伝わってくるのも辛いですよね。
古くなったユニットバスも、床材が劣化してしまい、本来の断熱性能が発揮できなくなることがあります。
ユニットバスの耐用年数は15年~20年とされているため、長年使い続けているのであれば、浴室リフォームも検討してみてください。
原因3:お風呂場の断熱性能が低い
在来工法の浴室や古いユニットバスなど、お風呂場の断熱性能が低いのも、寒い原因になります。
在来工法の浴室の場合、タイルの保温性が低く、すぐに冷えてしまいます。
古いユニットバスですと、長年の劣化により断熱性能が低下していきます。
断熱性能が低いと、暖房機能を活用しても暖かくなるのに時間がかかったり、暖めてもすぐに冷めてしまうため、対策が必要になってきます。
原因4:浴室暖房乾燥機など、浴室を暖める機能がない
浴室に暖房機能が備わっていないのも、寒さの原因になります。
部屋におけるエアコンの暖房機能と同様に、浴室に浴室暖房乾燥機などの暖房設備があることで、寒さを対策できます。
浴室や脱衣所を暖めたいのでしたら、浴室暖房乾燥機の設置も検討してみてください。
お風呂が寒いことによる危険性とは?
お風呂場が寒いことで、ヒートショックの危険性が増えます。
ヒートショックとは、急な寒暖差によって血圧が変動し、身体がダメージを受けてしまうことを言います。
ヒートショックに陥ることで、めまいや立ちくらみによる転倒や溺水するリスクがあり、重度ですと心筋梗塞や脳梗塞などの危険も。
冬場を中心に、浴室や脱衣所などでヒートショックによる事故が多発していることから、予防が必須とされています。
高齢者や持病を持つ方だけでなく、長湯やサウナ、熱い風呂が好きな人、水分補給をあまりしなかったり飲酒後に入浴する方も要注意です。
ヒートショックの危険性について知りたい方は、『こちらの記事』で詳しく解説しています。
こちらも読まれてます:【命を守る】お風呂のヒートショック予防12選!寒い冬に多い原因も解説
お風呂の寒さ対策8選!対策グッズも紹介
お風呂場の寒さ対策について、対策グッズを含めて紹介していきますね。
お風呂場が寒いことで、ヒートショックの危険性だけでなく、入浴に抵抗感(面倒くさく感じる)を持つようになることも。
浴室や脱衣所が寒くて億劫になったり、冬場はあまり汗をかかないことから、「今日はお風呂に入らなくてもいいか…」と入浴を避けてしまうのです。
そのようなことにならないよう、次のような寒さ対策を行うようにしてください。
■お風呂の寒さ対策8選
- 対策1:脱衣所でヒーターを使う
- 対策2:お風呂場の床にシャワーマットや、すのこを置く
- 対策3:先にお湯のシャワーで浴室内を暖める
- 対策4:浴槽に蓋をせずにお湯を張る
- 対策5:入浴の際は換気扇を止める
- 対策6:窓の断熱を行う
- 対策7:浴室暖房乾燥機を設置する
- 対策8:寒さ対策のリフォームを行う
それぞれ解説していきます。
対策1:脱衣所でヒーターを使う
ヒーターを使うことで、脱衣所や浴室を暖めることができます。
浴室暖房乾燥機を設置していないのでしたら、替わりにヒーターを脱衣所に置いて暖めておくのがおすすめです。
ただし、ヒーターを脱衣所で使うときは、いくつかの注意点があります。
■脱衣所でヒーターを使う際の注意点
脱衣所でヒーターを使う際は、やけどや火災、故障、漏電などに注意してください。
脱衣所は狭く、衣類やタオル類など、火災の要因となる物がたくさんあります。
ヒーターを可燃物を近くに置かないようにし、壁などから一定の距離を離しておきましょう。
身体の近くにヒーターを置くと、低温やけどをする危険性があるため、一定の距離を開けておく必要があります。
また、ヒーターに水がかかってしまうと故障や漏電、感電、誤作動などの原因にもなるため、水がかかりにくい場所に設置してください。
他にも、石油ファンヒーターなどは、換気がしっかりしていないと一酸化炭素中毒になる危険性があるため、脱衣所での使用を控えましょう。
ヒーターは床に置くタイプの他に、壁掛けタイプなどもありますので、脱衣所の状況に合わせて選ぶのがおすすめです。
対策2:お風呂場の床にシャワーマットや、すのこを置く
冬になると、断熱性能が低い床材や、タイル張りの床などは冷たくなってしまいます。
すのこやシャワーマット(お風呂用マット)を置くことで、直接床に触れないため、寒さを緩和できます。
床の冷たさに悩んでいる方は、ぜひ活用してみてください。
対策3:先にお湯のシャワーで浴室内を暖める
入浴する前に、お湯のシャワーで壁や床を流すことで、浴室内を暖めることができます。
タイル張りのように床が冷たくても効果的があります。
ただし、効果は一時的なものなので、他の対策とセットで行うのがおすすめですね。
対策4:浴槽に蓋をせずにお湯を張る
浴槽に蓋をせずにお湯を張ることによって、暖かい空気が浴室全体に広がります。
注意点として、張ったお湯が冷めやすくなるため、お湯を張ったらすぐに入るようにしましょう。
また、お湯のシャワーで浴室内を暖めるなど、他の対策とセットで行うとより効果的です。
対策5:入浴の際は換気扇を止める
換気扇を回した状態ですと、せっかく浴室内を暖めていても、空気が循環して外に排出されてしまいます。
さらに、外の寒い空気を取り入れてしまうため、浴室が寒くなってしまいます。
そのため、入浴の際は換気扇を止めておき、入浴後に換気するようにしましょう。
対策6:窓の断熱を行う
窓は冷気が伝わりやすく、わずかな隙間でもすきま風が流れ込んでくるため、対策が必要になります。
次のようなグッズ類で、ある程度は窓の寒さ対策ができます。
■窓の断熱グッズ
- 断熱シートを貼る(冷気が伝わりにくくなる)
- すきまテープを貼る(すきま風を防ぐ)
- 断熱カーテンや断熱カバーを付ける(物によっては冷気とすきま風の両方を防げる)
物によっては100均でも断熱カバーなどを購入できるため、色々なグッズ類を試してみるのもおすすめです。
しかし、断熱シートや断熱カーテンを付けることで、窓を閉めた状態で外の景色を見ることができなくなります。
逆に、外から覗き見られたくない場合は、一石二鳥のグッズになりますね。
グッズでは対策しきれない場合は、次のような、窓に関するリフォームを行うことで寒さ対策ができます。
- 二重窓にする(熱損失を抑える)
- 不要であれば窓を塞ぐ(根本的に対策する)
二重窓にすることで、冷気を伝わりにくくできるため寒さ対策になります。
窓を設置して後悔している方は、不要であれば窓を塞いでしまうのも検討してみてください。
対策7:浴室暖房乾燥機を設置する
お風呂の寒さ対策で一番のおすすめは、浴室暖房乾燥機を設置することですね。
浴室暖房乾燥機を設置することで、暖房機能で浴室や脱衣所を暖められます。
暖房機能によって、ヒートショックを予防するだけでなく、換気や乾燥も同時に行うことができます。
入浴後にすばやく湿度を下げて、カビの発生を防ぐことができるのもメリットになりますね。
その他、浴室暖房乾燥機の必要性(メリット・デメリット)について知りたい方は、『こちらの記事』で詳しく解説しています。
こちらも読まれてます:浴室暖房乾燥機はいらない?後悔しないメリットとデメリットを解説
対策8:寒さ対策のリフォームを行う
対策グッズなどを活用しても寒さを改善しきれない場合は、浴室リフォームで対策しましょう。
寒さ対策のリフォームは、主に次のようになります。
■浴室リフォームで可能な寒さ対策
- 二重窓にしたり窓を塞ぐ
- 浴室暖房乾燥機を設置する
- 断熱性能が高い床材や壁材にする
- 断熱材を追加する
- 在来工法の浴室からユニットバスにする
これらの寒さ対策をすべて行うと費用がかかってしまうため、優先順位を決めて、予算に合わせて寒さ対策をしていきましょう。
この中で優先したい寒さ対策は、『浴室暖房乾燥機を設置する』ですね。
予算に限りがある場合は、まず浴室暖房乾燥機から検討してみてください。
【まとめ】お風呂の寒さ対策をしっかり行い、快適な入浴ライフを送りましょう
お風呂場が寒いことで、ヒートショックの危険性や入浴が億劫になるリスクがあるため、寒さ対策をしっかり行うようにしてください。
浴室が古くなってくると、グッズだけでは対策しきれないことが多くなります。
最低限の寒さ対策はグッズで行い、しっかり対策するのであれば、浴室のリフォームもおすすめ。
二重窓にしたり、浴室暖房乾燥機を設置したり、断熱性能が高い材質にするなど、リフォームによって寒さ対策をしっかり行うことができます。
当社でも、浴室リフォームを承っておりますので、横浜市や川崎市などの神奈川エリアや、東京23区にお住いの方は、ぜひご検討ください。
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