悪徳業者を見抜くたった一言とは?リフォーム詐欺に遭わない方法を解説

悪徳業者を見抜くたった一言とは?リフォーム詐欺に遭わない方法を解説

「悪徳業者を見抜くためにはどうすればいいのだろう?」

外壁塗装や水回りのリフォームなど、住宅設備を中心に悪徳業者による詐欺被害が増加傾向にあります。

悪徳業者を見抜くたった一言として、『相見積もりを取ってもいいですか?』が効果的でおすすめになります。
しかし、悪徳業者はあらゆる手口で消費者を騙してきますので、その一言だけでは見抜けないことも。

悪徳リフォーム業者に騙されないためにも、今回は『悪徳業者を見抜くたった一言がなぜ効果的なのかと、手口の巧妙化における他の対処法』についてご紹介していきます。
この記事で悪徳業者の実態を知り、少しでも参考になれば幸いです。

悪徳業者を見抜くたった一言とは?なぜ相見積もりが効果的なのか解説

悪徳業者を見抜くたった一言とは、「相見積もり(あいみつ)を取ってもいいですか?」になります。

相見積もりとは、『複数の業者にお見積もりを依頼すること』です。
複数の業者にお見積もりをしてもらうことで、見積もり金額をはじめ、工事内容、応対、質問の回答などをそれぞれ比較して判断できるようになります。

悪徳業者は相見積もりを嫌がります。
「相見積もりをしてもいいですか?」と聞くことで、相見積もりを避けるような旨を言ってきたり、金額の安さを強調して契約を迫ってきたり、曖昧な返答ではぐらかしてくるため、悪徳業者であると見抜くことができるのです。

なぜ『相見積もりを取る』が悪徳業者を見抜くたった一言になるの?

では、なぜ悪徳業者は相見積もりを嫌がるのでしょうか?

悪徳業者が相見積もりを嫌がる理由は、『各社の見積もりによって工事内容や金額、応対などを比較された結果、詐欺であるとバレるから』ですね。

見積もりが1社だけですと、工事の内容や金額の比較ができず、適正であると判断することが難しくなります。
それを利用して、相場よりも高い金額で見積もったり、逆に異常な安さで契約させて、あとで追加請求してきたり低品質な工事で済ませようとしてきます。

相見積もりは、このような悪質な手口を見抜くために効果的な手段なので、見積もりをする際はぜひ相見積もりをしている旨を伝えていきたいところです。
しかし、悪徳業者の手口は巧妙化しているため、相見積もりだけでは見抜けないこともあります。

【注意点】悪徳業者の手口は巧妙化している

悪徳業者であると見抜くときに、相見積もりを取ることが効果的であると解説してきました。
しかし、悪徳業者は手口が巧妙化しており、「相見積もりを取る」の一言だけでは見抜けないことがあります。

理由は、見積もりや契約書の段階では他社と遜色ない金額や工事内容であっても、後になって追加請求(追加工事)をしてくるといったトラブルがあるからです。

見積書や契約書は適正であっても、あとでいろんな理由をつけて追加請求をしたり、低品質な工事で済ませたりして、結果的に高額な費用になってしまいます。

「追加請求を払わなければこれで工事は完了です」と、中途半端な状態(または手抜き)で工事を終わらせようとし、結局は最後まで工事をしてもらうために追加費用を支払ってしまうことも。

はじめから追加請求を見込んで、適正な価格(または適正より少し安い価格)で見積書や契約書を作成してくるため要注意です。

相見積もりを取る段階では、このような手口を見抜くことが難しいため、別の方法で悪徳業者であるか判断する必要があります。

【リフォーム詐欺の対策】悪徳業者を見抜くたった一言以外に見抜く方法とは?

悪徳業者の手口は巧妙化しているため、「相見積もりを取る」以外の見抜く方法も知っておくようにしましょう。

悪徳業者を見抜く主な方法については、次のようになります。

■悪徳業者を見抜く方法

  • 実績や口コミ、創業年数、資格や許認可の有無を確認する
  • 相見積もりを取る
  • 連絡をしてなくても突然訪問してくる
  • 不安を煽ってきたり契約を急かすような応対がある
  • 「安さ」や「スピード対応」を強調してくる
  • 見積書や契約書に記載されている内容が不明瞭
  • 必要のない工事やオプションを提案してくる
  • 依頼とは関係ない点検や現地調査、作業を許可なく行う
  • 断った後もしつこい電話や訪問がある

それぞれ解説していきます。

実績や口コミ、創業年数、資格や許認可の有無を確認する

業者に見積もり依頼をする前にまず、実績や口コミ、創業年数、資格や許認可の有無を必ず確認してください。
これらの情報は、悪徳業者かどうかを見抜くための判断材料にできます。

特にGoogleの口コミは利用者の声がわかるため、悪徳業者を見抜きやすくなりますね。

他にも、リフォームに関連する資格や許認可の有無もしっかり確認しましょう。

相見積もりを取る

悪徳業者を見抜くたった一言として紹介していますが、相見積もりは工事内容や金額、応対、質問の回答などを比較できるのが大きなメリットになります。

相見積もりで比較することで、金額が安すぎたり、応対が強引だったり、必要のない工事内容が記載されているなど、違和感に気づきやすくなります。
詐欺被害に遭わないためにも、複数の業者と比べて判断していきましょう。

また、相見積もりをしていると、他社の評判を下げて契約を有利に進めようとする業者もいるため、応対や発言にも注意してください。

連絡をしてなくても突然訪問してくる

悪徳業者は、事前の連絡もなく無料点検を装って訪問することがあります。
点検をしたのち、「屋根が破損している」や「給湯器に不具合がある」などと不安を煽るなどして、交換や修理を迫ってくる手口が年々増えております。

これは『点検商法』と呼ばれ、無料点検や修理サービスを装い、不安を煽って高額な費用を請求したり、契約させる詐欺になります。

『無料』だからと点検をさせたら、住宅設備に異常が見られるとして高額な工事を契約させたり、悪質な場合だと点検中に意図的に破損させる事例も。

こういった無料点検は、こちらから業者に連絡しなくても訪問してくるため、身に覚えのない点検については断るようにしてください。

こちらも読まれてます:悪質な点検商法に注意!詐欺やトラブルの事例と対策を解説

不安を煽ってきたり契約を急かすような応対がある

「今すぐ修理しないと危険ですよ」などと不安を煽ってきたり、「今なら大幅割引します」といって契約を急かしてくるときは、悪徳業者である可能性が高いため要注意。

不安や焦りなど、相手の心理につけ込んで契約させようとする手口は、詐欺の常套手段です。
メールや電話応対、現地調査などで、そのような発言(文章)が見られるときは断るようにしましょう。

なぜ契約を急かすのかと言うと、他の業者に顧客を奪われたくなく、相見積もりをさせないようにしたり、時間をかけて冷静な判断をさせたくないからですね。

「今日中に契約すれば大幅割引する」などと契約を急かしてくるときは、しっかりと断るようにしましょう。

また、「今すぐ契約して工事しないと危険」などと不安を煽ってくるのも、悪質なリフォーム業者のよくある手口です。

  • 屋根にヒビが入っているのですぐに工事が必要
  • このまま給湯器を使い続けると故障して危険だから今すぐ交換したほうがいい

このように、住宅設備のリフォームで不安を煽り、高額な契約をしてしまう事例が多くありますので注意してください。

「安さ」や「スピード対応」を強調してくる

初期見積もりが安すぎたり、「今契約したら半額にする」など、費用の安さを強調してくるのも、悪質なリフォーム業者によくある手口ですね。

少しでも安くリフォームをしたい消費者の心理につけ込んでくるため、注意してください。

安さをアピールして契約しても、手抜き工事をされたり、あとから追加工事などで高額な費用を請求するトラブルも数多くあります。
価格の安さに惑わされず、冷静に判断しましょう。

また、スピード対応についても同様で、故障などで今すぐ直してほしい心理を逆手に取り、「今すぐ修理(交換工事)をしたほうがいい」と急かしてくる事例もあります。

「安さ」や「スピード対応」ばかりを強調して、契約を急かしてくる業者には要注意です。

見積書や契約書に記載されている内容が不明瞭

見積書や契約書などが不明瞭で、詳細がわからないようにすることもよくある手口になります。

曖昧にすることで、あとから工事内容を変更したり、手抜き工事であっても「契約通りにやっている。これ以上は追加費用が必要」などしてくる場合もあります。

不明瞭な内容は、いくらでも逃げ道を作られてしまいます。
書類やスタッフの説明などが曖昧で、こちらから質問してもはぐらかされたりするのでしたら、悪質なリフォーム業者である可能性がありますので注意してください。

必要のない工事やオプションを提案してくる

必要のない工事やオプションを提案し、より高額なリフォーム費用を請求してくることも、悪徳業者の手口になります。

その工事やオプションが本当に必要なものなのか、見積書や質問などでしっかり確認して判断しましょう。

依頼とは関係ない点検や現地調査、作業を許可なく行う

依頼していないのに、許可なく点検や現地調査、作業を勝手に行う場合は、悪徳業者である可能性が高いため要注意。

悪質な手口ですと、点検や調査中に、わざと住宅設備(壁や屋根を含む)を傷つけることも。
「破損しているからすぐに工事したほうがいい」と契約を促してくるため、依頼してもいない無料点検や訪問などは断るように、勝手に作業をさせないようにしましょう。

また、点検や作業中は、担当者(作業員)が何をしているのか確認するのをおすすめします。

断った後もしつこい電話や訪問がある

悪徳業者は、断った後もしつこく電話してきたり、訪問してくる可能性があります。
あまりにしつこい場合は、着信拒否や警察に連絡するといった対応も視野に入れてください。

しつこいからといって、そのような業者と契約するのは絶対にやめましょう。
騙されないためにも、断固として拒否する意思を貫いていくことが大切です。

以上が、悪徳業者を見抜く方法になります。
悪徳業者の手口は様々なので、騙されたりトラブルに遭わないように気をつけてください。

こちらも読まれています:【要注意】悪徳リフォーム業者の特徴とは?悪質な手口や対処法も解説

【まとめ】悪徳業者を見抜く方法で、詐欺被害を防いでいきましょう

悪徳業者を見抜くたった一言は『相見積もりを取る』ことですが、手口が巧妙化しているため、他の見抜く方法も知っておく必要があります。

悪徳業者は弱みにつけこんで不安を煽ってきたり、安さを強調して契約させようとしてくるため、惑わされないよう冷静に判断し、断るようにしてください。

もし被害に遭われても、クーリングオフを利用できる場合がありますので、消費者ホットライン(電話:188)に連絡したり、消費生活センターなどに相談してみてください。

ライフアドバンスジャパンでは、水回りをはじめ、住宅設備の交換工事にかかる費用の見積もりや現地調査を無料で行っています。

当社は住宅設備のリフォーム業者のため、修理を承ることはできませんが、リフォームや交換工事でしたらご対応できますので、お気軽にご相談ください。

当社では、ユニットバスを最大60%OFFの大幅割引でリフォームできますので、お気軽にお問い合わせください。

\お見積もりや現地調査が無料/

【最大60%OFF】
ユニットバスを見る

※当社のユニットバス製品は、TOTOのユニットバスを中心に掲載しておりますが、リクシルやパナソニック、クリナップなどの他社製品も施工できますので、気になることがございましたらご相談ください。


おすすめのユニットバスピックアップ

ユニットバスのコラムトップに戻る >

TOP